倍率が高すぎると翌年に敬遠される傾向も

昨年265名の不合格者を出した新宿高校は今年320名もの不合格者を出して、不合格者数ランキング1位に。

昨年265名の不合格者を出した新宿高校は今年320名もの不合格者を出して、不合格者数ランキング1位に。

人気上昇中の都立高校の中でも平成29年度入試において「不合格者が多かった順」に人気校ベスト10を紹介します。

昨年265名の不合格者を出した新宿高校は今年も320名の不合格者を出してランキング1位に。昨年15位だった豊多摩高校が3位に、21位だった産業技術高専が7位に、39位だった駒場高校が10位にランクインしました。

ただ、今年あまりに倍率が高かった学校は敬遠されて翌年倍率が落ち着く傾向にあります。今年高倍率だったからといってあきらめず、学力を高める努力をしてもらえたらと思います。

新宿高校が1位、面倒見の良さが支持される

第1位 新宿高校(新宿区)(Vもぎ偏差値63/換算内申56)
アクセス:新宿駅から徒歩4分
平成29年度入試は320名もの不合者を出す大激戦入試となりました。東京都教育委員会から「進学指導特別推進校」の指定を受けている学校です。土曜授業、週末課題、補習・講習(1700時間)、勉強合宿等を実施し、国公立大学合格者が100名を超え、早慶合格者も増加中。戸山高校との運動部対抗戦や、1年生全員参加で沖の島まで約1.5kmを遠泳するイベントが名物になっています。

第2位 文京高校(豊島区)(Vもぎ偏差値57/換算内申 男子48 女子53)
アクセス:巣鴨新田駅から徒歩1分
毎年人気が上がり、平成28年度入試は4番目、平成29年度入試は268名の不合格者が出て2番となった都立高校です。東京都教育委員会から「言語能力向上推進校」「部活動推進校」「スポーツ教育推進校」の指定を受けています。「授業後なるべく早く学習したい」「家庭での学習時間がなかなか確保できない」「部活の後に学習したい」といった生徒のために専用の自主学習室が設置されています。

第3位 豊多摩高校(杉並区)(Vもぎ偏差値58/換算内申 男子47 女子52)
アクセス:浜田山駅から徒歩10分
府立十三中を前身とする伝統校。2007年に進学指導推進校に指定されています。広大な校地は3万9000平方メートルあり、ラグビー部、サッカー部は全国大会出場経験、放送部は全国高校放送コンテストの全国大会出場者(アナウンス、朗読部門)がいます。制服がなく、非常に自由な校風、スポーツが盛んなところからも人気上昇中です。

第4位 小岩高校(江戸川区)(Vもぎ偏差値46/換算内申 男子41 女子46)
アクセス:新小岩駅から徒歩15分
教育熱心な先生が多く、早い段階から希望進路に対しての対策がされています。国際教育にも注力し、英語教師の数が多く、海外修学旅行や海外交流などが積極的に行われています。また、東京23区内にある高校では珍しく、体育館が2つあり、図書室の資料数も都内の高校の中でトップレベルです。東京都東エリアの人気都立高校となっています。

第5位 青山高校(渋谷区)(Vもぎ偏差値64/換算内申 男子57 女子60)
アクセス:外苑前駅から徒歩3分
平成27年、28年度と2年連続で1番人気だった都立高校。東京都教育委員会から「進学指導重点校」「英語教育推進校」の指定を受けています。「国公立大学を目指す進学校」という教育方針のもと、近年では特に国公立大学への合格を強く意識した指導がされています。名物の外苑祭はクラス発表の劇で、毎年非常に高いレベルで観客が驚いています。

第6位 日比谷高校(千代田区)(Vもぎ偏差値67/換算内申 男子59 女子61)
アクセス:永田町駅から徒歩8分
都立では最も歴史の古い名門校にして最難関校。平成28年度は東大53名という大学合格実績を出しています。東京都教育委員会から「進学指導重点校」の指定を受けている学校です。2学期制で45分授業の1日7時限制。8・9時限目に自由選択科目。土曜は自習室を開放し、OB・OG(現役大学生)による学習支援もあります。部活動加入率も高く、文武両道を実現しています。

第7位 産業技術高専(品川区・荒川区)(Vもぎ偏差値52/換算内申33)
アクセス:鮫洲駅から徒歩 9分(品川キャンパス)、南千住駅から徒歩15分(荒川キャンパス)
本科は「ものづくり工学科」1学科のみで、8つの特徴的な教育コースが設置され、キャンパスも2つあります。1年次に混成クラスで共通の授業を受け、2年進級時にコースを選べるコース選択制が採用されています。国際化を推進し、ICTを積極的に活用するなど、学生の教育環境の改善に努めるとともに、校内塾による学生への補習体制や、キャリア支援教育など、学生への支援体制も充実しています。

第8位 三田高校(港区)(Vもぎ偏差値60/換算内申 男子51 女子56)
アクセス:赤羽橋駅から徒歩 5分
東京都教育委員会から「進学指導推進校」「言語能力向上拠点校」「英語教育推進校」、韓国忠南外国語学校や台湾の高級中学校と連携する「姉妹校交流推進校」の指定を受けています。大学の合格実績は毎年向上。生徒たちは、海外修学旅行や「留学生が先生」をはじめとした国際理解教育を通してグローバルな世界を知り、帰国生や留学生と共に日常生活を過ごす中で、異文化に対する理解を深めています。

第9位 江戸川高校(江戸川区)(Vもぎ偏差値53/換算内申 男子46 女子51)
アクセス:新小岩駅から徒歩15分
東京都教育委員会から、「進学指導推進校」の指定を受けています。卒業生の4年制大学への進学率は約8割、さらに大学進学率の向上が図られています。部活にも力が入れられ、硬式野球部、ハンドボール部、弓道部、女子バスケットボール部、女子ソフトボール部などの活躍が目立っています。また、土曜日授業や補習、特別講習・勉強合宿の実施など、学力向上に向けたさまざまな取り組みがされています。

第10位 駒場高校(目黒区)(Vもぎ偏差値62/換算内申 男子55 女子59)
アクセス:池尻大橋駅から徒歩7分、駒場東大前駅から徒歩7分
100年以上の歴史ある伝統校。都心でありながら広大な校地に近代的な校舎、運動部の練習施設が充実しています。東京都教育委員会から、「進学指導特別推進校」「スポーツ教育推進校」の指定を受けています。共通問題入試を採用している都立高校ではトップレベル、文武両道の難関校です。全国レベルの部活も多く保健体育科も併設されています。

さて、気になる都立高校はあったでしょうか。人気校に合格するためには早めの対策が不可欠です。できるだけ早めに計画を立てて合格を目指してめざしてください。
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