名付け本に名字と字画の合う名前が載っていない場合、どうすればいい?
自分の名字にあう名前例がない!
A: 名づけの際に占いに従うかどうかは個人の自由です。もし占いに従うと決めたなら、あなたの名字の字画の合う名前の画数を載せている本を選ぶ必要があります。
字画の数え方は占いの流派によってまちまちですから、詳細はお手持ちの本を書いた人に問い合わせるしかないでしょう。もし別の流派の人に聞くなら、逆に手持ちの本は無駄になります。
同じ氏名でも占いの流派によって判断はまちまち
氏名を使う占いを姓名判断といい、中でも広く知られているのが字画占いです。氏名の文字の画数から図のように5通りの足し算をして5つの数(格数と言います)を出し、その数の吉凶を見ます。吉数が多いほど字画のよい名前ということで、字画の良い氏名、悪い氏名という2種類に分けられるのではありません。また画数の数え方や足し算の方法、吉凶判断などは流派によって違い、同じ氏名でも流派によって大吉になったり、大凶になったりします。
つまり世の中に字画の良い氏名、悪い氏名が実在するのではなく、流派を決めて初めて答があるということです。名づけの際は複数の流派を併用できませんから、まず流派(本・サイト・占い師)を決めなければなりません。
占いと名づけは手順が逆になる
字画占いはどの流派を使おうが、基本的に足し算を5回するだけで小学生でも簡単です。しかし名づけの時はまだ名前が未定ですから、名字の部分の足し算しかできません。そこで名前をどんな画数にすれば、足し算をした時、他の4つの数が吉数になるのか、という逆の計算をしなければなりません。つまり占いは氏名の字の画数を足し算し、5つの数の吉凶を見ますが、名づけは「名字の画数→名前の画数→名前の字」という順序で出しますから、手順がまるっきり逆になるのです。
石原さんという名字を例にとると……
占いに従う名づけは名前の画数が必要
ただこの計算をご自分でやるのは大変です。占いの本には字画占いの方法は書いてありますが、名字の画数に合う名前の画数を載せていなければ、実際に名づけの作業に使うことはできません。ですから字画占いの本で名づけをするなら、ご自分の名字と字画の合う名前の画数を載せている本を選ばなければならないのです。そして本を決めたら自動的に流派も決まりますから、もう他の流派の本やサイトは見ても意味をなさないので、見ないようにしましょう。