その3:結婚の現実を理解していなくない?
結婚したら、家族を喜ばせられる女性になっている?
例えば、結婚したいと言っておきながら、家事が全くできない人がいます。そんな人は、「結婚は、恋愛のような非日常ではなく、毎日の生活であること」を理解していません。
もちろん自分は家事ができなくても、パートナーがやってくれたり、家事代行を頼めるほどの経済的な余裕があったりしたら、快適な生活は送れるかもしれません。でも、一般的にそんな家庭はあまり多くはありません。
もちろん家事は女性だけの仕事ではありませんし、共稼ぎであれば、男性も出来た方がいいです。ただ、なんだかんだ言っても、一般的には、やはり女性の方が、負担が多くなるのも現実です。
「結婚したら、できるようになるから!」と思っている人もいるでしょう。もちろん実際にやってみたら、できるかもしれません。
ただ、ここでは家事ができるか否かということ以上に、今、「幸せな結婚生活にするために、とりあえず家事は一通りできるようになっておこう」(もしくは、「家事代行が雇えるくらいに稼げるようになって、快適な生活ができるようになろう」)くらいに思えていないことが問題なのです。
本気で結婚をして、幸せになろうと思っていたら、そう思うのは普通のことだからです。つまり、そこまで結婚をリアルに考えて、したいと思っているわけではないのです。
現実を見ない女性が、ただただ自分を幸せにしてくれる白馬の王子様を待っていても、そんな人が現れる可能性は低いでしょう。そんな人は「結婚すれば、幸せになれるに決まっている」「自分を幸せにしてくれる人と結婚したい」と、自分に都合のいいことばかり考えています。
本当に幸せな結婚をしたければ、“素敵な人に「結婚したい」と思われる女性”になることが重要です。
では、どんな人が結婚したいと思われるのかというと、少なくとも、家事が全くできないなど、「共に生活をするのが難しい」と思える人や、相手の立場に立って物事を考えずに、ただただ自分が幸せになることばかりを考えている自己中心的な人だと厳しいでしょう。当たり前ですが、毎日の生活の中で、“相手を幸せにできるような女性”になった方が、「結婚したい」と思ってくれる人は出てくるはずです。
これを読んでいる婚活中の中には、「そんな結婚の現実を知ったら、結婚したくなくなってくる」なんて思う人もいるかもしれません。
ただ、結婚の「こんなはずじゃなかった!」という現実を、結婚前に知るのと、結婚後に気付くのとでは、その結婚の在り方は随分変わってきます。覚悟も持たずに結婚するよりも、ある程度、現実を見据えた上でした方が、色々と起こる家庭の問題を乗り越え、幸せになれる可能性は高まるからです。
結局、ただ単に結婚をするだけなら、難しくないのかもしれません。でも、幸せな家庭を築くのは、とても難易度の高いことなのです。
現代は、3分の1の夫婦が離婚していると言われています。どうせ結婚をするのであれば、離婚は避けたいですし、自分もパートナーも幸せになれる生活を送りたいものですよね。
そのためにも、“ニセ婚活女子”のまま結婚してはダメです。きちんと心から結婚することを望み、家族を幸せにできる自分になってから、お嫁さんになりたいものですね。
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