入園祝いに贈りたい、図鑑シリーズの選び方!
行動範囲が広がる幼児期。その体験と知識をつなげ、深めてくれるのが、図鑑なのです
幼児向けの図鑑の中でも人気なのが、幅広いジャンルを備えたこの3シリーズ。 どのシリーズも、体験と知識を上手につなげる工夫があり、文字が大きめで読みやすい図鑑で、就学前のお子さんが自分でページをめくる喜びを満たしてくれます。また、自分で読んでしっかりと理解できるので、入学後、低学年まで、たっぷり楽しむことができますよ。
以下、出版社の方の声を元に、「特徴」「注目ポイント」「特におすすめしたい人」という点から、3シリーズを徹底比較していきます! (以下、Q&Aの答えは全て図鑑編集者の方によるものです)
1.ミリオンセラーの幼児向け図鑑!「小学館の子ども図鑑プレNEO」
小学館の子ども図鑑プレNEOは、『きせつの図鑑』『ふしぎの図鑑』など1巻1テーマで、身の回りのことから世界のことまでを、楽しく学ぶことのできるシリーズです。保護者、保育園・幼稚園・小学校・塾の先生、児童館など子どもに関わる人へのリサーチによる、リアルに寄り添った内容で構成されています。最新刊は『まだある!ふしぎの図鑑』
保護者向けに、子どもへの言葉かけや体験を促すヒントが書かれていて、小学校受験を目指す家庭からも大人気。シリーズ累計165万部以上を記録しています。
Q.プレNEOが目指しているのはどんな図鑑?
A.「考えよう」「体験しよう」― 図鑑を通してこの実践を目指しています。便利な世の中や核家族での暮らしなどで、今のお子さんたちに不足しがちな二大要素と考えるからです。Q.プレNEOの注目ポイントを教えてください!
A.図鑑で考え、体験する機会を提供しています。たとえば、『せいかつの図鑑』を見て上履きを洗ったり、『にっぽんの図鑑』を見てはにわを作ったりといったことですが、図鑑を見てやってみたというお便りを多くいただきます。体験するチャンスがないだけで、実はゲームより楽しかったりするのだと思います。紙面は、幅広い年齢層の読者を想定しています。たとえば文字は、小さな子が一人でも読めるよう、タイトルなどの大きな文字はひらがなにしていますし、本文には小学校2年生までの漢字を使用していますが全てふりがなが付いています。
イラストも手描き、デジタル、版画、刺繍、クラフト、半立体など多彩で、幼児も飽きません。
Q.プレNEOはどんな人におすすめですか?
A1.子どもに教えておきたいことを、自分で教える自信がないという親御さん子どもに教えておきたいとは思うけれど、学校では教えてくれないし、自分で教える自信がないという方。実は、親が読んでも結構面白い、という愛読者はがきが圧倒的に多いのです。
A2.お孫さんとの会話を楽しみたいおじいちゃん・おばあちゃん
今は50代・60代のおじいちゃん・おばあちゃんも多いのですが、ゲームやアニメの話は難しくても、この図鑑の内容なら一緒に楽しめます。「孫に何かためになりそうなものを贈りたい」という方にも。
プレNEO編集者おすすめの本はこちら!
- 『おはなしプレNEO 心やさしく賢い子に育つ みじかいおはなし366』
「人気図鑑発『みじかいおはなし366』の新読み聞かせ術」で詳しくご紹介しています。
- 「小学館の図鑑NEO まどあけずかん」シリーズ
プレNEO『まだある!ふしぎの図鑑』
2020年2月、『まだある!ふしぎの図鑑』出ました!『まだある!ふしぎの図鑑 楽しく遊ぶ学ぶ』(小学館の子ども図鑑プレNEO)
プレNEOの中の2冊をメインに、シリーズについてご紹介しています。
→ 図鑑「プレNEO」が入学前にオススメな理由!学びの土台を作る図鑑
2.幼い子が自分で読んで理解できる「フレーベル館の図鑑ナチュラ」
「きれい」「分かりやすい」と、子どもと保護者、両方の支持を得ているナチュラ。全12テーマが用意され、知っておきたい事がらや子どもたちにとって身近なものを、丁寧に掘り下げて説明しています。『うちゅう せいざ』(フレーベル館の図鑑ナチュラ)
Q.ナチュラが目指しているのはどんな図鑑?
A.掲載種数をおさえ、対象物を大きく整然と並べることにより、見た目の美しさ、分かりやすさを向上させ、「じっくり見られる図鑑」にこだわりました。また、「子どもたちが初めて出会う図鑑でありながら、小学校高学年くらいまで使える図鑑」でもあります。未就学のお子さんと保護者の方とのコミュニケーションツールとしても使えますし、小学校高学年になっても巻末の情報ページを使って知識を深めることができます。
Q.ナチュラの注目ポイントを教えてください!
A.各巻巻頭には、シリーズタイトルを大づかみで理解できる特集ページを設けました。たとえば『こんちゅう』では、昆虫の定義を分かりやすくまとめています。そうすることにより、対象物の理解を助け、知識の土台を作ることができます。情操を育み、認識力を高める美しいリアルイラストレーションもポイントです。
Q.ナチュラはどんな人におすすめですか?
A1.「図鑑に親しませたいけれど、子どもが興味を持たない」という方ナチュラシリーズは、読み聞かせのできる図鑑です! お子さんは、保護者の方と一緒に内容に触れることで、知らない世界にも心地よく入っていけます。
A2.「小さい写真だと詳細が分かりづらい」という方
リアルイラストレーションの使用により、写真では分かりにくかったり表現しづらかったりする部分が、すっと理解できます。
A3.「せっかく図鑑を買うなら長く使わせたい」という方
まだ字が読めないお子さんでも読み聞かせで親しむことができ、小学校高学年でも、巻末の詳細な情報を学習に活用できます。
ナチュラ編集者おすすめの本はこちら!
- ふしぎをためす図鑑シリーズ
- 『TIMELINEタイムライン 地球の歴史をめぐる旅へ!』
ナチュラ全12巻
- ナチュラシリーズ(全12巻)
3.読み聞かせもできる、物語仕立ての図鑑「こどものずかんMio」
『むし』『いきもののかいかた』『きせつとしぜん』など、全12巻のシリーズ。キャッチフレーズは「見てわかる 比べてわかる 考えて楽しむ図鑑」です。テンポの良いセリフの多い、物語仕立ての図鑑で、読みやすさには定評があります。『きせつとしぜん』(こどものずかんMio)
Q.Mioが目指しているのはどんな図鑑?
A.「みお(澪)」とは、古い日本の言葉で、「船の進む水路、水脈」のことを言います。これから21世紀を生き抜く子どもたちには、大いなる智恵と勇気が必要です。そのために、自らを取り巻く自然環境を知ること、生き物たちの多様な暮らしに興味や関心を持つことは、大切なヒントを与えてくれることでしょう。新しい世界に船出する子どもたちのよき水先案内(澪つくし)となることを願って、このMioシリーズを編集しました。
Q.Mioの注目ポイントを教えてください!
A.幼児に自然環境の大切さを伝える絵本形式の図鑑シリーズです。画面いっぱいのイラストや写真で、絵本のように楽しめる構成になっています。Q.Mioはどんな人におすすめですか?
A.漢字には全てふりがながつき、未就学児から低学年までが対象です。情報の詰め込みでない、考える学習図鑑としておすすめです。Mio編集者おすすめの本はこちら!
- くらしとかいかたシリーズ
- 3さいからのあそべるずかんシリーズ
- みぢかなマーク
Mioシリーズ(全12巻)
■ひかりのくに株式会社HP「恐竜図鑑おすすめ人気10選!2019年最新版」でMio『きょうりゅう』を紹介しています。
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