ステップ3：付き合ってみるのも、アリ
実際に付き合ってみて分かることは多い！
相思相愛は、奇跡です。巷のカップルの多くが、「お互いに一目ぼれをして、両想いになって付き合った」なんてことはありません。
基本は、どちらかの片思いから関係が始まることが多いのです。
また、よく「初めは向こうから口説いてきたのに、付き合ってからは自分の方が本気になってしまった」ということを聞くように、付き合ってから関係が変わることはいくらでもあります。
結局、付き合ってから初めて見る相手の姿があれば、見せる自分の姿もあります。またHをしたり、親密な会話をしたりして、お互いの距離が縮まることで関係性も変わってきます。
だから、もし生理的に受け付けない（手もつなぎたくないし、キスもしたくない）とか、一緒にいて嫌な相手でなければ、縁があって出会っているので、付き合ってみてもいいと思います。
付き合う前に色々と考えたところで、分からないことだらけです。なぜなら、素の相手を見ているわけでも、素の自分を見せているわけでもないですしね。
ただし、女性の場合は、ステップ3に進みたいのに、相手の男性が一向に口説いてこない、ということもよくあります。私のところにくる恋愛お悩み相談でも、そういう内容が多いです。
その場合、もちろん女性から告白してみるのもいいとは思いますが、多くの男性が、「好きでもない人の前では草食男子、好きな人の前では肉食男子」であることも多いもの。つまり、脈が薄い可能性は高いのです。
特に何度もデートをしていて、女性側に好意があるのを分かっているのに動かない場合はなおさらです。
逆に、男性の方も彼女のことが好きなのに動けないようでは、意気地なしすぎます。女性は、そんな男性と付き合っても、先は思いやられるかもしれません。
結局、私の周りを見ていても思うのは、「女性は、積極的に自分のところに来てくれる男性を相手にした方が、幸せになれることは多い」ということです（※ただし、遊び人はダメ。きちんと彼女にしてくれる人にすることが大事）。
こういう人は、こじらせ男子よりもきちんと関係を築こうとしてくれるので、関係が発展しやすいし、女性は付き合っていて安心感を得られるでしょう。
だから女性は、なかなか口説いてこない男性を相手にし続けるよりも、色々な人と出会って、自分と付き合いたいと言ってくれる（許容範囲の）相手と関係を築くことを目指した方が、いい恋愛ができることが多いのです。
ただし、ここで１つ、気を付けなくてはいけないことがあります。
「まずは、付き合ってみるといい」とは言っても、いい加減な気持ちで始めるのは相手に失礼です。「きちんと関係を築くぞ」という覚悟は必要です。
例えば、単なるキープのような気持ちで、「もっと他にいい人がいたら、次にいけばいい」なんて思いながら付き合っているようでは、人として残念です。そういう人は、本当の意味で「恋人として付き合っていく」ことがどういうことなのかを分かっていません。
それについて、最後に紹介します。次のページをご覧下さい。
