4月株式市場の傾向は?

4月相場は、3月決算企業にとって新たな会計年度を迎えることから「新年度相場」と呼ばれています。また、企業や機関投資家が3月の年度末にかけて決算対策として売り出していた株式を買い戻す傾向があることから「4月効果」とも呼ばれ、株価上昇しやすいといわれています。今回は4月相場がどのような傾向にあるのかを、過去の株価データから統計的に検証してみました。

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検証対象:全銘柄
検証期間:1990/03/01~2017/2/28
1銘柄当たりの投資金額:20万円

買い条件
・3月末の最終営業日の寄り付きで買い

売り条件
・25日経過後の翌日営業日寄り付きで売り
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3月末に全銘柄を購入し、25日経過後に売却した場合について検証を行います。仮に勝率が50%以上で損益がプラスならば、4月は株価が上がりやすい月となります。反対に損益がマイナスであるならば、4月は下がりやすい月と言えるのではないでしょうか。

以上のルールで過去のデータを用いて検証した結果は、以下の通りです。



■株式市場の傾向(4月)の検証結果
システムトレードの達人

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勝率: 53.42 %
勝ち数: 41,666 回
負け数: 36,327 回
引き分け数: 1,899 回

平均損益(円): 4,859 円  平均損益(率): 2.43 %
平均利益(円): 20,604 円  平均利益(率): 10.30 %
平均損失(円): -12,945 円  平均損失(率): -6.47 %

合計損益(円): 388,233,462 円  合計損益(率): 194,117.95 %
合計利益(円): 858,500,525 円  合計利益(率): 429,260.12 %
合計損失(円): -470,267,063 円  合計損失(率): -235,142.17 %

プロフィット・ファクター(合計利益÷合計損失): 1.826
平均保持日数: 27.67 日

以上が、株式市場の傾向(4月)の検証結果です。検証結果を見てみると、勝率は53.42%、平均損益は2.43%です。勝率が5割を上回り、1トレードあたりの平均損益も大きなプラスとなっていることから、過去のデータからみても、4月は株価上昇しやすい傾向の月と言えそうです。



4月好調銘柄ランキング

システムトレードの達人

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上記の表は先ほどの検証結果において、勝率の高かった銘柄のランキングです。ランキング上位の銘柄を見ると、

<2489>アドウェイズ
<2122>インタースペース
<2162>日本マニュファクチャリングサービス

などの銘柄と相性が良いようです。これらの銘柄の特徴は、「サービス業」です。どの業種も個別銘柄も、株価が上がりやすい月と下がりやすい月があります。上記の勝率ランキングを確認してみても、「サービス業」は4月相場と相性の良い業種のようです。今回のように簡単な検証をすることで、4月の投資戦略を考える上での有効な判断材料の一つになることでしょう。

これらの数字はあくまでの過去の検証結果ですので、これから先の未来でも同様の結果になる保証はありません。しかしながら、統計的な背景がある数字は、安心してトレードに臨むための心強い味方となってくれることでしょう。みなさんも投資する際には是非一度検証してみてくださいね。

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(このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って検証しています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社及び関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします。)
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