4月相場の傾向は?

まず4月の株式市場の傾向を調べるため下記のような簡単な検証を行いました。

検証条件

バックテスト対象
・全銘柄
買いルール
・4月1日の翌営業日に買い
売りルール
・30日経過後に売却

全銘柄を対象に4月始めに買って30日経過後に売却した場合、どれくらい利益や損失があったかを過去データで調べた結果が以下の通りです。

検証結果


システムトレードの達人

出所:システムトレードの達人


勝率: 62.79 %
勝ち数: 21,831 回
負け数: 12,935 回
引き分け数: 773 回

平均損益(円): 10,872 円  平均損益(率): 5.44 %
平均利益(円): 24,873 円  平均利益(率): 12.44 %
平均損失(円): -12,110 円  平均損失(率): -6.06 %

プロフィットファクター(総利益÷総損失): 3.467
平均保持日数: 35.45 日

勝率63%、平均損益率+5.44%とかなりの好成績です。4月は相対的に株式投資に適している月と言えるでしょう。このような結果となった背景としては、

・3月末(年度末)に企業が保有する株式や投資信託をいったん売却し、決算書に載らないようにする傾向にあるため、それらの企業による買戻しが4月はおこりやすい点

・年金・生保などの機関投資家が年度始めのリバランス(株式組み入れ比率の調整)で日本株を買いやすい傾向にある点

が挙げられます。次に勝ちトレード数の多かった銘柄を見てみましょう。

勝ちトレード数の多かった銘柄一覧

システムトレードの達人

出所:システムトレードの達人


図を見ると、銘柄コードが6000番台の機械・電気機器セクター銘柄が多数上位にランクインされています。そのなかでも業界1番手、2番手というよりはむしろ中堅クラスの銘柄が多い結果となりました。中堅クラスの銘柄は超大型銘柄と比べて注目が集まる度合いが小さく、結果として割安に放置されがちです。新年度入りした4月にそれらの出遅れ銘柄に注目が集まりやすいといった状況がこれらの結果から推測されます。いずれにせよ4月は株価が上がりやすい月のひとつで投資のチャンスです。4月は出遅れ感のある機械・電気セクターの銘柄に注目してみましょう!

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(このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って検証しています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社及び関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします。)