洗面所はなぜ散らかって見えるの?
化粧品、ヘアケア用品、タオルや小物……洗面所には、たくさんのものが集まります。どれも、派手なロゴやラベルでデザインされた容器に入っている上、家族全員が別々のものを使うことも多く、色も柄もさまざま。そのため、洗面所がカオスの空間となっていることも少なくありません。ロゴやラベルの氾濫する洗面所を、落ち着いたスッキリ空間に変えるコツをご提案します。
ボトルは移し替える
乳液やボディミルクなどのボトルが、派手なデザインのボトルに入っていたら、なるべく透明や無地のボトルに移し替えましょう。家族がそれぞれ別のものを使っている場合は、色を変えたり、家族の名前を書いたり貼ったりして識別します。トレーシングペーパーでマスキング
移し替えのできないムースやスプレーには、トレーシングペーパーをひと巻きしてマスキングし、ロゴの強烈な存在感を薄めます。こちらも、何種類もある場合は、ラベルやマスキングテープなどを使って識別を。高さのあるカゴや箱で隠す
ボトルが多く、移し替えやトレペ巻きが面倒なら、高さのあるカゴや箱に収納しましょう。一挙にたくさんの色・柄を隠すことができます。カゴ(箱)の高さは、ボトルのサイズに合わせて15~20センチのものを用意します。湿気のある場所なので、紙以外の素材で、不透明なものを選んでください。
低いボトルは上げ底をする
高さのあるカゴ(箱)に収納する場合、背の低いボトルやクリーム類のジャーは埋もれて見えなくなってしまいます。出しっぱなしにしたくない場合は、カゴ(箱)の中に小箱や空き缶を入れて「上げ底」をして、その上にボトルやジャーを乗せ、取り出しやすくしましょう。歯みがきペーストはデザイン重視
歯みがきペーストのチューブは、洗面所アイテムの中でも特に派手なものが多いのですが、これも移し替えはムリ。高さのあるカゴ(箱)のすき間に立てて収納すれば隠せますが、難しい場合もあります。商品にこだわりがなければ、チューブのデザインを基準に選んでもいいでしょう。海外の製品やオーガニック系の製品に、デザインのよいものがあります。
鏡には、二度拭き要らずのアルコールを
手を洗ったり服の脱ぎ着をしたりする場所である洗面所は、ひっきりなしに水とホコリが飛び散り、それが汚れとなって固定されます。洗面台の隅にミニタオルを積んでおき、こまめにふき取りましょう。拭き取ったら洗濯機にポイすればOK。鏡のガラス部分や収納の樹脂部分を水ぶきすると、拭き跡をさらに乾拭きしなければなりませんが、アルコールを直接スプレーしてミニタオルで拭けば、すぐ揮発するため二度拭きが要りません。ただし火気には要注意です。