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図鑑NEO『花』で学ぶ、植物図鑑の使い方・選び方(2ページ目)

花の知識がないとひき方が分からないという声の多い植物図鑑。人気の図鑑シリーズNEOの『花』を例に、ひき方・選び方を見ていきましょう。同シリーズ『花』と『植物』の違いもご紹介します!

高橋 真生

執筆者:高橋 真生

子育て・教育ガイド

大人気の図鑑、NEOの『花』と『植物』はどう違うの?
(2)学習に強い人気の『植物』

従来型の図鑑である『植物』は、題材や解説の丁寧さに定評があります。
『植物』表紙画像

『植物』(小学館の図鑑NEO)


『植物』のポケット版は、2015年amazonランキングを元に作られたガイド記事「小学校低学年に人気の図鑑ランキングBEST10」で、見事第1位になっています。『植物』の人気のほどがうかがえますね。
中ページ画像

イラストと写真が組み合わされています


『植物』は、植物の体や働き、絶滅が心配される植物、光合成についてなど、学習に役立つ事項の解説やコラムが充実しているのが特徴。理科の学習や調べ学習に向いています。
中ページ画像

木のページでは「森に守られるわたしたちのくらし」が紹介されています。一本の木にとどまらず、発展的な視点からも木を見ることができます

中ページ画像

「わたしの学校、植物じまん」など、楽しいページも。同じ日本でもこれだけ違うということが、身近な例で感じられますね

整理された情報がぎゅっと詰め込まれており、見どころや工夫が満載の図鑑です。

比較してみると、『花』と『植物』、同じようなテーマであっても、切り口が大分異なりますね。さらに、使い方で考えると、このように言えそうです。
  • 『花』→ 実践的に感覚をつかむ。
  • 『植物』→ 法則を理解する。
けれどこの2冊は、完全に分かれているというわけではなく、相互に補い合う部分が多くあります。小林さんも、「感覚も法則も、結局は両方必要ですよね」とおっしゃっていました。

知れば知るほど奥深い植物の世界、どちらを最初に手にとるかは、『花』と『植物』の違いを押さえた上で、お子さんの性格や好みから決めるのがよいのかもしれません。2冊を引き比べるのも楽しいですよ。


次は、「植物図鑑はどう選んだらいいの?」にお答えします>>


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