「師匠」タイプの先輩の見分け方4つ!
職場や部署が変わったとき、頼れる人は誰なのか、上手に見極めたいものです。
あなたのやる気を育ててくれて、じっくり優しく愛情を持って接してくれる「師匠タイプ」の人はどんな先輩なのでしょうか。今回は、恋愛コミュニケーションから読み解いた、あなたが「弟子入り」するのにオススメな人の見極め方についてお話しさせていただきます。
1.まずは、面倒見がよく、マメな人
「そりゃそうだ!」と思った人も多いかと思いますが、面倒見がよくてマメな人は、師匠にするにはもってこいです。どうやって見分けるかというと、まずは、所在なげにしているあなたをランチに誘ってくれたり、あなたの自己紹介に反応し、質問してくれる人も面倒見がよいと言えます。
さらに、仕事が始まってからなら、あなたの質問メールやLINE、チャットに対しての返信の速度、失敗したときの注意の仕方や内容の丁寧さ、フォローの言葉、相手が忙しい時に質問した場合の態度などからも、判断できます。
2.失敗しながら成長してきた人
今現在成功しているならばいいじゃないかと思いがちですが、この部分を間違えてしまうと、自分が苦労をすることになってしまうので気をつけましょう。いろいろ失敗しながら成長してきた人こそ、弟子入りするのにピッタリの相手です。どういう意味かというと、ただの成功者、つまり、自分があまり苦労をしないで成功を掴んだ人は、他人が出来ないことに対して理解がありません。「これくらいできて当たり前でしょ」「なんでこんなこともできないの?」と感じてしまいます。なぜなら、その人がスムーズに進めたから。「私が君くらいのときはできたけどね……」と思うと、出来ない気持ちを理解してくれませんし、苦労をしたことがないので解決策も知らないというケースも。
一方、自分自身が失敗しながら成長してきた人は違います。がんばってもできない、失敗してしまう……自分にもそんな経験があるので、心境を理解できるうえ、自分自身が見つけた解決策も知っています。そんな人のほうが、あなたに的確なアドバイスをくれるはずです。
3.一山超えた人
忙しすぎて、あなたの世話をしている場合じゃない!?
簡単に言えば、「今まさにめちゃめちゃ忙しい!」という段階の人は避けましょう。どんなに優れた人でも、そんな状態では弟子の面倒をみている余裕なんてありません。自分のことが精一杯で他人の世話を焼いている場合じゃないのです。
とはいえ、今の時代、どの人もみんな忙しそうに見えますよね。「山」は全部超えていなくても、少し余裕のありそうな人を狙いましょう。
その判断基準として、年齢が一回り上の人をお勧めします。仕事量は多くても慣れから来る余裕が出てきます。さらに、10歳ほど年齢が違うと、多少失敗しても多めに見てあげようという、余裕の態度で接するのが人間というもの。歳が離れていると、「そういうこともあるよね」「そういう失敗もあるよね」「大丈夫、フォローしてあげるから」という心持ちになるものです。
逆に1~2歳上くらい年齢が近いと「歳も近いのに、なんであなたはこんなことができないの?」という目で見られがち。その人もまだ勉強中のことも多いでしょうから、テンパってしまうことも多いでしょうし、余裕がなければ、つらく当たられることもあるかもしれません。
4.ペットを飼っている人!?
まるで冗談のようですが、本当です。まず、ペットは、言葉が通じませんよね。実際に飼ってみると、いたずらをされたり、自分の思うようにいかないことにたくさん直面するはずです。まるで子育てです。ペットを飼っている人は、いつの間にか、「しょうがないな~」と言える心のゆとりを持てるようになる、という仮説です。
自分の思い通りにならない後輩に対して、「何でこんなことできないんだよ!」という考えを抱いてしまうのは、誰でも一度言えばわかるはずだと思っているからです。自分の思うようにいかなくても、「しょうがないな、そういうこともあるかな」と思ってくれる考え方の癖を持っている人は、きっと伸び悩んだ時のあなたの気持ちも理解してくれるはずです。
先輩後輩だけでなく、恋愛の極意にもなります
自己紹介から見極めは始まっているかも!?
逆に、年齢や仕事量など、自分でコントロールできない条件に自分が当てはまった場合は、気持ちの面で取り入れてみましょう。忙しいけれど優しくしよう、年齢は近いけれど思いやりを持って接そう……などです。
期待の新人さんが入ってくる春のシーズン、こんな気持ちで接すれば、伸びしろを増やすことができ、先輩としても成長できるかもしれません。
そして、そんな優しい先輩になれるひとは、相手の立場に立てるということが大前提。恋愛や結婚においても、相手に優しく、お互い成長できる関係を築けるのではないでしょうか。
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