新提案のキッチン家電で食生活向上を!
キッチン家電が元気な今、たくさんの新製品がリリースされています。なかでも注目なのは、新規参入メーカーの炊飯器と高性能オーブントーストター。また卓上調理家電もデザイン性が高い製品が増えています。そんな製品から、ガイド注目の6製品をご紹介します。
魅力的なキッチン家電・卓上調理家電があると、料理も頑張ろう!という気になるものです。「初」提案がある製品で、食生活も向上してみませんか?
新興メーカーが続々と炊飯器に参入!
10万円前後の高額製品が続々と登場している炊飯器。大手家電メーカー6社が経験と技術を集結して開発に取り組む激戦区です。そんな市場に、新興メーカーが参入しはじめました。共通しているのは、竃(かまど)で炊いたごはんを目標としている大手メーカーとは違う炊き上がりを目指しているところ。今年も炊飯器が大きな話題を集めるでしょう。■愛知ドビー:バーミキュラ ライスポット
ホーロー鍋メーカーが炊飯器を手がけるということで、以前から注目を集めていた製品が、2016年11月からいよいよ予約発売開始となりました! 現時点(2017.1末)で「4月末のお届け」となっているほどの人気ぶりです。
加熱部にホーロー鍋をセットするだけの至ってシンプルな構造で、保温機能や多彩な炊き分けメニューもありませんが、ホーロー鍋の特性を生かし電気調理鍋として料理ができることも強みにしています。
最初に驚いたのは、その密閉性。実際に使ってみた時、使用中にほとんど蒸気が出ない様を見て実感しました。さすが人気の鍋だけのことはあります。
また「ガスとホーロー鍋で炊くご飯」を目指したという炊き上がりは、しゃきっとした食感と甘みと香りが立つご飯でした。ガイドは炊飯器派なので、ガス火とホーロー鍋で炊くご飯は初めてでしたが、しっかりしたご飯もおいしいものだと感じました。
また特筆したいのは、調理鍋としての働きっぷり! ガイドは年末年始の2週間ほど試用したのですが、無水カレー・ロールキャベツなど、料理はどれも絶品!
また、卓上で鍋としても使えるなど、その汎用性の高さにとても魅力を感じました。炊飯器としてではなく、調理鍋として欲しいと思ったほどです。
ホーロー鍋に慣れている人は気にならないかと思いますが、一般的な「電気炊飯器or電気鍋」と同じと思うとイメージが異なるでしょう。購入前にしっかり使い勝手を確認することをおすすめします。
※参考:メーカー製品サイト
※参考:自社オンラインショップ
■バルミューダ:BALMUDA The Gohan
究極のトースターでキッチン家電に参入したバルミューダ。トースターの大ヒットを受けて、炊飯器にも大きな期待が集まりました。
製品発表と予約開始は1月、発売開始は2月中旬の予定です。炊飯方式は、独自の二重釜構造による「蒸し炊き」。内釜と外釜の間に水を入れ、発生する蒸気で釜内を充満させて蒸す仕組み。イメージとしては、赤飯を蒸して炊くのに近い印象です。
炊き上がったご飯は、粒感があるしゃっきりとした歯ごたえのある炊き上がりです。圧力釜のふっくらした炊き上がりとは真逆のタイプなので、好き嫌いは分かれるかもしれません。
米自体の味を忠実に引き出している感じなので、米の銘柄・季節などによりご飯の味が変わり、四季折々の自然なご飯を楽しめそうです。
特筆すべきは、冷やご飯の美味しさ! 冷めたご飯はおにぎりでいただきましたが、実に美味しいおにぎりでした。また、粒感がある炊き上がりなので、卵かけご飯や雑炊・カレーなど、汁気のある食べ方にも向いています。
※参考:メーカー製品サイト
※予約もメーカーサイトから
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