目の疲れ・肩こりの原因は「おでこ」の筋肉のこり?
実は疲れやすいおでこの筋肉。目の疲れや肩こり、頭痛にも関連することがあります!
「まぶたが重い感じがする」というのは、気のせいではなく、実際に顔や頭の筋肉の過度な緊張により、機能低下を引き起こしている場合があります。その中でも、眉毛を持ち上げ、おでこにシワを寄せる筋肉、前頭筋(ぜんとうきん)の働きがいまひとつなのかもしれません。
「おでこの筋肉」はあまり意識しないかもしれませんが、この前頭筋を緩めるエクササイズは、疲れ目解消に有効なのです。
<目次>
- 眉毛を持ち上げるおでこの筋肉「前頭筋」の疲労度セルフチェック
- 目の疲労を放っておくと「頭痛」「自律神経不調」の原因にも……
- スマホ・パソコンを使う方は要注意! 知らぬうちに溜まる目の疲れ
- 目の疲れを取る方法1:額に手を当てるだけの簡単エクササイズ
- 目の疲れを取る方法2:左右2本指で出来る前頭筋エクササイズ
眉毛を持ち上げるおでこの筋肉「前頭筋」の疲労度セルフチェック
前頭筋の疲労度はわかりにくいかもしれません。以下の5つのチェック項目で当てはまるものはいくつあるでしょうか?- まぶたが重く感じ、目を閉じていた方が楽である
- パソコン画面や本など、しばらく見ているとだんだんと「目がパッチリ開いている」感覚から遠ざかってくる
- 目の周りやおでこ辺りが、なんとなくモヤモヤしてスッキリしない
- 頭が締め付けられるような頭痛(激しくはない)がある
- まぶたの上部をおでこの方へ指で引き上げたまま物を見ると、目がとてもスッキリと感じる
1つでも当てはまる項目があれば、前頭筋が緊張して疲労し、働きが低下している可能性があります。当てはまる項目が多い方には、早めの対処をおすすめします。
目の疲労を放っておくと「頭痛」「自律神経不調」の原因にも……
このような状態を放っておくと、次のような症状に悩まされることになる恐れがあります。- 頭痛が起こりやすくなる
- 肩こりが悪化、慢性化する
- いつも頭がボ~っとしているように感じる
- 目の不快感が頻繁になる
- 表情が冴えなくなる
- 顔に張り、ツヤがなくなる
スマホ・パソコンを使う方は要注意! 知らぬうちに溜まる目の疲れ
特にパソコンのディスプレイやスマホをよく使用する方、手元で細かい作業を集中して行う機会が多い方は注意が必要です。普段から目を酷使している場合、目の疲れはそう簡単に解消されません。当たり前のように行っていると思いますが、パソコンやスマホで文字を追う目の動きが繰り返されるだけでも、集中力を要し想像以上に疲労が蓄積されているのです。目の疲れが繰り返されると、気付かないうちに目を懸命に見開いていることがありますが、これが前頭筋の疲労に繋がります。そこで、眉毛を持ち上げる働きのある「前頭筋」をリラックスさせ、目の不快感や上記の症状の予防・緩和を目指しましょう。目の疲れを解消する簡単なエクササイズ方法を2つご紹介します。
目の疲れを取る方法1:額に手を当てるだけの簡単エクササイズ
おでこに手を当てると、筋肉の動きを実感しやすくなります
初めは動かしにくいかもしれませんが、少しずつ動かしていくようにしましょう
目の疲れを取る方法2:左右2本指で出来る前頭筋エクササイズ
指の腹をおでこの皮膚に軽く当てるだけでOKです
ポイントは目を見開く動きを指でサポートすることです
今回ご紹介したエクササイズは、「目を酷使ししたなぁ」と感じた直後に行うと「視界が明るくなり物がハッキリ見えるようになった」という感覚が得られやすいようです。場所を選ばず、簡単にできる方法なので、ぜひお仕事の合間にもお試しください。
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