外出時に施錠しないことがある主婦は約半数!

周辺環境に合わせた防犯機器や建材を取り入れ、効果的に用いたい。[ジエスタundefined街並み]

周辺環境に合わせた防犯機器や建材を取り入れ、効果的に用いたい。[ジエスタ 街並み] LIXIL

新築やリフォームを進める際には、間取りや性能はもちろん、防犯面もさまざまな配慮がなされるものです。しかし、充分に検討し、適するプランや防犯機器を取り入れても、日々の暮らしの中で有効活用しないと、無駄になってしまうケースもあるかもしれません。

LIXILは、東京都、大阪府、愛知県に暮らす、20代~60代の主婦1500人を対象に、防犯意識についての調査を実施。鍵をかけることは防犯の基本となりますが、アンケートでは、外出時に「必ず施錠する」が52.3%、半数近く(47.7%)は「施錠しないことがある」と答えています。

すぐ戻るから、高層階だから、5分以内のゴミ捨ては鍵をかけない?

施錠をしないで出かけることがある主婦が、鍵をかけずに出かける範囲は、「近所のゴミ捨て場まで(5分以内程度)」が33.0%と最も多く、次いで「近くのコンビニまで(10分以内程度)」は11.3%、「スーパーでのお買い物まで(30分以内程度)」11.0%。ご近所まで、という感覚が「鍵はかけなくてもいいかな」という気持ちにさせてしまうのでしょう。

鍵をかけずに出かける理由は、「すぐ戻ってくるつもりだから(47.3%)」、「これまで空き巣等の犯罪に巻き込まれたことがないから(27.8%)」、「安全な地域に住んでいると思うから(23.2%)」、「鍵をかけるのが面倒だから(19.7%)」など。その他、高層階だから侵入されないので施錠しなくても大丈夫、換気をしたいから、といった声も聞かれます。マンションと一戸建てでは、また意識が異なるのかもしれません。

防犯意識は高いと自認。普段の防犯対策は、まず施錠の確認

自分の防犯意識については、6割以上の主婦が、防犯意識は「高い(高い+まあ高い)(62.5%)」と自認しており、普段から「施錠の確認(64.0%)」、「近所付き合い(55.5%)」、「窓を開けて寝ない(36.3%)」などの対策はしているという結果です。鍵をかけることを重視しているにもかかわらず、ゴミ捨てなどでは施錠をしないのは、ゴミ捨て程度は外出には入らない、という意識もあるのではないでしょうか。

しかし、侵入窃盗の犯行は、短時間で行われると言われており、ちょっとした気の緩みが被害につながるものです。日々の暮らしの中でも施錠をしっかりとすること、新築やリフォームを検討しているのであれば、少なくとも「鍵をかけるのが面倒にならない」、使い勝手のいい鍵の玄関や窓、周辺環境にあわせた防犯設備や建材を取り入れるようにしたいものです。

玄関扉の鍵は使い勝手も性能も向上。家族構成に合わせて検討を

ボタンを押してかざすだけで施解錠、近所に出かけるときも簡単。[新エントリーシステムundefinedカザスプラス(カードキー)]undefinedLIXILundefined http://www.lixil.co.jp/

ボタンを押すだけで解錠。近所に出かけるときも簡単な操作のキーシステムが増えてきた。[エントリーシステム タッチキー] LIXIL

防犯性能を重視したい住宅建材として挙げられる玄関扉(ドア)は、鍵(キーシステム)の性能も使い勝手も高まってきています。シリンダーキーと呼ばれるものが多く用いられており、ツーロックが基本。ツーロックとすることで、不正解錠の手間と時間がかかり、見た目にも侵入を敬遠させることができる、と言われています。

また、カードやリモコンで施解錠するタイプ、鍵を身につけておけば近づくだけで解錠が可能なものなども。最近では、簡単な工事で玄関扉を交換することができるリフォーム向けの商品も充実してきています。使い勝手のいい鍵が搭載されたタイプも多くみられるので、家族構成やライフスタイルに合わせて選ぶことができるでしょう。

間取りや周辺環境に合わせ、シャッターや面格子などを

スラットを閉めたままでも換気や採光を得ることができる、電動アルミ窓シャッター。[アリーズ]undefinedLIXILundefined http://www.lixil.co.jp/

スラットを閉めたままでも換気や採光を得ることができる、電動アルミ窓シャッター。[アリーズ] LIXIL

窓をプランニングする際にも防犯性には充分に配慮したいもの。採光や通風を確保しつつ、侵入されにくい大きさや配置を検討すること。間取りプランや周辺環境によっては、小窓や細長い窓などを並べたり、高い位置に設けても。1階部分の掃き出し窓や大きめの窓には、防犯性を高めた合わせガラス(防犯ガラス)などを用いてもいいでしょう。

窓シャッターは、こじ開けやスラット外しなどに強いタイプ、小さな窓にも設置できるタイプ、サッシ一体型などもあるので、周辺環境に合わせて選ぶことがポイント。羽根が開閉するタイプであれば、防犯しながら風を取り込むことも可能でしょう。また、見通しの悪い場所の窓には、面格子(めんごうし)を設置することで防犯性能が高まります。

その他、リフォームで注目されている室内窓は、設置することで二重窓となるため開閉操作が倍になりますが、侵入することに手間がかかるため、防犯的なメリットがあるでしょう。

住まい全体で防犯性を考える

新築やリフォームのプランニングを進める中で、極端に防犯性能を高めることだけを優先してしまうと、居心地に影響がでてしまうこともあるかもしれません。住まい全体で、効果的な対策を検討しつつ、家族構成や年齢、ライフスタイルに合わせた、バランスのとれたプランニングをすること。もちろん、日々の暮らし方、防犯への意識が重要なのは言うまでもありません。特に毎日使用する玄関扉や窓は、防犯性のとともに、その使い勝手をしっかりと確認して選ぶことが大切でしょう。


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