これが往時一番狙われたタイプの鍵。こじあけ防止にドアガードが付いているが、鍵を替えたほうが安全

危険!ドアノブの中に鍵穴がある
タイプ

今どき、そんなドアノブや鍵があるかと思う人もいるだろうが、築年が10数年以上など古めのアパートではまだまだ生き残っており、これが一番侵入しやすいタイプ。何しろドア自体を取り外せちゃうほどというから、危なさは想像いただけるだろう。古いので家賃も安いはずだが、安さには安さなりの理由がある。住むのであれば、自分で補助の鍵を付けるなどの対策が必要だ。

鍵穴が縦、築8年以上は要注意

平成12年(2000年)、最もピッキング犯が隆盛したときに一番狙われたのが美和ロック社のディスクタンブラー錠。特徴は鍵穴が縦についており、キーの頭にMIWAの刻印があること。また、キーの頭には2つのひし形のマークも刻まれている。このタイプはあまりに狙われ過ぎたため、平成13年には製造が中止されている。しかし、それまでに建てられていたアパートやマンションの鍵がそれに合わせて交換されたわけではないので、築8年以上の建物ではヤバイ鍵のままという可能性は大。必ず確認し危ない鍵と判明したら、大家さんに交換を依頼したり、自分で補助鍵を用意するなどの手を打ちたい。

鍵穴が横ならひと安心

平成13年以上に登場したピッキングに強い鍵の第一号はU-9というタイプで、これは鍵穴が横。従来の鍵と内部の作りが全く違っており、無制限に時間をかければ開きはする。侵入盗犯は作業に時間をかけ、人目につくことを嫌うので防犯効果は高いのだ。が、問題は壊されやすいこと。開けられないなら、壊しちまえ! という荒っぽい空き巣には無力な場合がある。

安全最優先なら鍵の見た目にも注目

そこで登場したのがもっと開けにくい鍵、ディンプルキーである。U-9の鍵のパターンは1億5000万通り以上とそれはそれですごいのだが、ディンプルキーになると100数億通りとか3000億通りなどになり、これはもう開けられない。安全性を最優先するなら、ディンプルキーが理想的。

ディンプルキーとそれ以前のタイプの違いは鍵の見た目。鍵の横にでこぼこが刻まれているのは従来型で、ディンプルキーは鍵の表面に深さや大きさの異なるくぼみがいくつかあるもの。この鍵が付いていれば、とりあえず玄関からの侵入の可能性は大幅に減る。もちろん、空き巣はドアからだけ侵入するわけではないので、ドアが安全でも窓その他の備えはお忘れなく。

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