1週間程度の旅行のオススメ!
1週間の旅行で見える相手の姿がある
普段の週1くらいのペースのデートの場合、お互いに心に余裕があり、なおかつ“いい人を演じた状態”で、会うことができます。
でも、1週間、朝から晩まで共に過ごすとなると、演じてはいられない事態も色々と出てくるでしょう。
どんなに裏表のない人であっても、多少は外面(そとづら)と内面(うちづら)の違いは出てくるもの。また、朝、昼、夜の顔や、1人の時、そして一緒にいる相手によっても見せる顔は変わるものです。
「低血圧で朝は機嫌が悪い」なんてこともあれば、「夜、お酒を飲むと、性格が変わってしまう」なんてことだって無きにしも非ず。1週間も一緒にいたら、結構、相手の色々な顔を見られるでしょう。
また、生活習慣の違う2人が、住み慣れた家とは違うホテルで、なおかつプライベートスペースのない空間で共に過ごすとなると、機嫌が悪くなったり、喧嘩をしたりすることもあります。
実は、それが長期で旅行に行くことのポイントの1つです。
人は、機嫌のいいときはいい人でいられますが、自分の都合の悪い時にこそ、その人の本性が出てきます。
「長く付き合っていける相手か?」をしっかり見るためには、相手は機嫌が悪くなると、どんな態度をとる人なのかを見てみることは大事ですし、それに対して、自分がきちんと対応できるのか(時に我慢できるのか)というのは、結婚前に知っておいた方がいいでしょう
さらにウィークリーマンションの方がオススメ!
泊まる場所がホテルではなく、ウィークリーマンションなど、キッチンが付いて、家事を自分たちでやるようなところだと、より相手のことを知ることができます。例えば、相手がどんな生活習慣を持ち、日々、家事をやっている人なのかどうかも分かります。また自分がやること(お皿の洗い方、洗濯ものの干し方など)に、いちいち文句を言うような細かいタイプなのかというのも判断できます。
ただし、この1週間の旅行は、単に相手が結婚相手にふさわしいかどうかというジャッジをするため、というよりは、自分が相手の欠点に対しても、うまくやっていけるかどうか(自分に相手とうまくやっていける能力があるのか)を見ることの方が重要です。
正直、そんな理想通りの人はそうそういないですし、ある程度の年齢になったら、相手に欠点を指摘しても、そう簡単には変わらないことも多いからです。
逆を言えば、相手が、あなたの欠点に耐え得る人なのか、というジャッジにもなります。
長期の旅行となると、おそらくキラキラした出来事だけではなくなってきます。疲労がたまる分、機嫌のコントロールが難しくなることもあります。
だからこそ、相手が、結婚に夢を見過ぎていて、長期の旅行をしたあと、「こんなはずじゃない!」なんて逃げ出すようなタイプだったら、きっと結婚したってうまくいかないでしょう。
もちろん長期の旅行がきっかけで別れることだってあります。でも、それは悪いことではありません。それについて最後にお話しします。