姓名判断の画数の決め方は、占いの流派により異なる
名付け占いの結果はどの流派で見るべき?
A: 占いの世界にはたくさんの方法、そして流派があります。姓名判断の中で特に世に広まっている字画占いでも、おっしゃる通り流派によって字の画数の決め方がまちまちです。
シンニュウの部分も3画、4画、7画などの数え方がありますし、サンズイの部分も3画、4画の数え方がありますから、渡の字も邉の字もさまざまの画数になるわけです。
そういう占いの実態が分かっただけでも大きな成果ですが、ただ「運勢が極端に違うので」とおっしゃるように、名前で運勢が決まると信じて占いに従うということであれば、どの流派に従うのかを、まず自分で決める必要があるのです。
占いの世界に共通の答えは無い
名づけには大きく7つほどの方法がありますが、そのうちの一つに「占いに従う名づけ」があります。そして名づけの本やサイトのほとんどは、この名づけが書いてあります。もし、占いが好きなら、そのような本やサイトを見るのもいいでしょう。ただし30以上の流派があって、占い方はまちまちです。本やサイトによって字の画数が違う、というご質問は多いですが、画数だけでなく、足し算の仕方や判断の仕方なども流派によって違いますから、同じ氏名でも流派によって大吉になったり大凶になったりしてしまうわけです。
つまり占いの世界に共通した見方、答えは無いということです。占いに従うということであれば、全ての流派で合格する名前はありませんので、流派を一つに絞るしかありません。
(ちなみに地下鉄サリン事件のオウム教団・麻原彰晃死刑囚の名前は、7つの流派で合格する珍しいケースです。よほど占いが好きだったのでしょう)
「どの流派がいいのですか?」というご質問もよくありますが、これはたとえばトランプにたくさんの遊び方があるように、占いの流派に良い、悪いの分類はありません。ただ混ぜては占えませんから、どこか適当な流派を決めて従うしかありません。
多くの人はたまたま手にした本、見たサイトで知らず知らずのうちに流派が決まっている訳ですが、そういう場合は、お子さんの名前をつけてから何年も後に違う流派の占い師に不吉なことを山ほど言われ、びっくりして落ち込んでしまう人もいます。どんな氏名もどこかの流派で良くなり、どこかの流派で悪くなる、ということをまず知って、肝に銘じておく必要があるのです。