世界中から100万人が集まるタイムズスクエアのカウントダウン
アメリカで、一番に年が明けるのがニューヨーク。有名なタイムズスクエアで行われるカウントダウンは、毎年、世界中から100万人以上の人が集まる世界で最大級のカウントダウンイベント。このコラムでは、タイムズスクエアのカウントダウンに参加する際に知っておいた方が良い情報をお届けします。12月31日はアメリカではどんな日?
アメリカでは、11月末のサンクスギビングと25日のクリスマスは、家族と過ごすホリデーですが、12月31日は普通の日です。平日の場合、通常通り仕事があり、カウントダウンは、友達や恋人と過ごすのが定番です。1月1日は休みですが2日からはまた仕事がスタート。お正月という概念はありません。タイムズスクエアへのアクセス
12月31日、タイムズスクエア周辺の道路はクローズになり、イベントエリアに入ることのできる道は、限られます。タイムズスクエアのある38rdストリート×ブロードウェイから、北が封鎖エリアで、ビューイングエリアは、43rdストリートから北。ビューイングエリアには、6thアベニューまたは、8thアベニューから入るのがベストです。入り口では、セキュリティチェックがあります。当日のタイムスケジュール
スペースは、完全に早い者勝ちなので、前の方で楽しみたければ、午前中のうちに行動を! 遅くなれば遅くなるほど、後ろのスペースになってしまいます。3時ぐらいから、警察による交通整理が始まり、どんどんと道が封鎖されていきます。遅くてもその前には到着を。人が集まるピークは、3時~5時。6時以降だと、かなり後ろの方になってしまうので注意して。6時にニューイヤーイブボールが、点灯し、ワンタイムズスクエアビルの上部まで上がっていきます。この頃から、様々なパフォーマンスが始まり、スポンサーに寄るオリジナルグッズの無料配布もあります。そして、7時から、1時間毎のカウントダウンがスタート。
今年のゲストアーティストによるライブステージは7時から。パフォーマーは、すでに発表されるので、気になる人は事前にオフィシャルサイトで確認を!
11時59分。ニューイヤーイブボールが60秒かけて下降し、0時になった瞬間に花火や紙吹雪が発射され、ニューイヤーを迎えます。
場所取りの際の注意点
自分の場所を確保したら、そこから動くことはできません。一旦離れてしまうと同じ場所に戻ってくることはできないことになっています。トイレにも行くことができないし、買い出しに行くこともできません。もし、お昼の1時に場所を確保したら、最低でも、カウントダウンの0時までの11時間は、トイレに行けないことになります。前の日から、飲み物を控え、当日も最低限の食料と水で過ごします。気になる人は、携帯トイレを準備したり、大人用オムツをつけたりして対策すると良いでしょう。もし、気分が悪くなった場合は、近くの警察官に言うと出してもらえますが、戻ることはできません。持ち物は最小限に!
バックパックはサイズ問わず持ち込み不可なので、荷物はできるだけ少なめに。必要なものは、飲み物と食べ物、カイロ、携帯電話やカメラ。そして、20~50ドル程度の現金。イスの持ち込みは不可ですが、レジャーシートがあると座ることができる場合に便利で、防寒にも役に立ちます。アメリカは、公共の場での飲酒は禁止されているので、アルコールの持ち込みはできません。ベストポジションは?
ライブステージ近くの46th ストリート その周辺がベストポジション。せっかく行くなら、この近くの確保をおすすめします!服装
この時期のニューヨークは、氷点下になることが多いです。寒ければ寒いほどトイレに行きたくなるので、防寒対策は万全に。ヒートテックやダウンジャケットなどできるだけ暖かい服装をして、カイロは、多めに準備をしてください。靴用カイロも忘れずに。寒さの感覚がいまいち良く分からないという人は、ニューヨークに着いて、自分で感じてから服や防寒具を購入するのもいいかも! 一度は参加してみたいタイムズスクエアでのカウントダウン。大型ビジョンが、何ヶ所にも設置されているし、周りにたくさん人がいるので、後ろの方でも、十分雰囲気を楽しめます。カウントダウンの瞬間、カップルはキスをするのがアメリカでは定番。カップルで参加する人は、ぜひ他の人に混じって、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?スケジュールなどの詳細は、「タイムズスクエアオフィシャルサイト(英語)」をご覧ください!
▼2017年の様子