お友達に関わりたい気持ちの芽生え

おもちゃで遊ぶ男の子

おもちゃを全部ひとり占めする2歳児。たくさんのケンカを体験しながら、お友達と一緒に遊べるようになっていきます。

おもちゃの取り合いやお友達との揉め事が増える2歳。ママも見ていてハラハラする場面が増えます。2歳児がもめるのは、お友達に関わりたい気持ちが芽生えている証拠。とても素敵なことです。一方で2歳は言葉も感情のコントロールもまだまだ未熟。子ども同士一緒に遊んでいるように見えますが、一瞬にして物の取り合いが始まります。子ども同士で話し合いができるようになるのは、もう少し先のこと。それまでは、大人が子どもの間に入って上手に手助けしてあげましょう。
 

ケンカは育つために必要なプロセス

ケンカを通じて学ぶのは、相手にも自分にも気持ちがあるということ。そして、人と関わる際の力加減です。お友達がが泣いている姿を見て、相手の子にも感情があるということを学び、おもちゃをとられる体験を通じて、悲しい気持ちを覚えます。子ども同士もめながら、少し痛い想いもしながら、力加減を学んでゆくのです。

子どもが傷つかないように、困らないように、できるだけもめごとを避けてあげたいのが親心。しかしこの体験がないまま大きくなると、人との揉め事に耐性がないため、ちょっとしたことでくじけてしまう子になります。そうならないためにも、ママがそばにいる間、守って助けてあげられる間に、もめさせてあげましょう。
 

ママ同士見守る協定を結びましょう!

子ども同士のケンカで一番気になることは周りのママの視線ではないでしょうか? この時期をママもお子さんも安心して乗り越えるために必要なのは、周りのママと「一緒に見守ろう!」と協定を結ぶこと。同じようなことで悩んでいるママ同士なら、話しをすることでお互いに楽になるでしょう。
 

どこまでだったら見守れる?~親が手を出すライン~

見守るからには、止めるラインも必要です。基本的に、顔・頭に手が出た場合は止めるようにしましょう。頭は大切なところと覚えてもらうことが大切です。そして、相手が「やめて」と言ってもやめない場合は、ママが仲裁に入り、「やめて」と言われたらやめることを教えます。そして、どちらかが一方的にやり続ける場合にも、ママが止めるようにしましょう。
 

子どもが乗り越える力を育てよう!

親はいつまでもそばにいることはできません。お友達に叩かれたら守ってあげられるのは今だけ。相手を傷つけないように関わる方法を伝えるのも今なのです。大きくなった時、人の痛みがわかる子に、そして自分で自分の体と心を守れる子になってほしいですよね。そのためには力加減や相手の気持ちがわかった上で、「イヤ」なことはしっかりと伝えられる、やめてほしい時は「やめて」と言える。人に助けを求める、時には逃げる。そういう色々な方法を、今ママがそばにいる間にたくさん体験して身につけさせてあげましょう。

たくさんもめてくるお子さんにとって、心のよりどころはやっぱりママです。ママはお子さんの安全基地に。お子さんがケンカしてママの元に戻ってきたら、たっぷりハグしてあげてくださいね!


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※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。