時短のコツ1:子供服のサイズアウトを間引く
子どもがボチボチ歩き始める時期になると、子育ての手間が急増するのでは?うっかり目を離していると、予想もつかない行動をするから、子どもが寝ているうちにサッサと片付けたい。だから時間をかけたくないですね。多くのママたちが気になっているのは、溜まってしまった子供服。洗濯回数が多いから、その都度たたんでしまって、また出して着る。そんなことを繰り返しているうちに、棚の中が乱れてしまうのです。
棚板4段使いは変えていないのに、出し入れがグンとラクになる。100均のバスケットや小さな空き箱などを使うだけで効果てきめん
「これは思い出深いわ」。手放す決断のできないものは思い出箱に入れて、しばらく保管してもOK
時短のコツ2:子どもの服を一つの場所にまとめる
子どもの支度に自分の出勤準備で、毎朝が大わらわ。「ぐずぐずしていたら遅刻するでしょ」と言っても、子どもはいたってマイペース。そんなときに、着替えの服や保育園へ持って行くものを分かりやすく整理しておかないと、ますます焦ってしまいます。扉がないから親も子も目で見て、すぐに取り出せる。パイプ、棚とボックス、引き出しの3種類を組み合わせると服から小物まで整理しやすい
寝室と和室といった具合に、家のあちこちに子供服が分散しているなら、1ヶ所で集中管理できるように変更。中身の見えない収納用品を使うときには、入れ物ごとに分類整理しておきたい
時短のコツ3:子どもが区別できるようにしまう
小学生くらいまでは、たたんでしまえる服がほとんど。ハンガー掛けにするのは冬のコートくらいではないでしょうか。そのため引き出しを上手に使って、洋服を収納しておくと管理しやすくなります。とは言え、引き出しの中に詰め込むだけでは、どこに何をしまったのか分からなくなります。小学生になったら、引き出しの中は自分で管理できるようにしてあげたい。洗濯した服をたたんでしまう作業を姉妹でできるといい
子ども別に分けてから、それぞれの子の引き出しにしまう。たたんだ服は引き出しに立てて収納
時短のコツ4:一つの種類を一つの枠に入れる
子どものプリントや親の郵便物、重要書類、取扱説明書、地域のお知らせなど、紙資料は次々と増えていきます。ちょっと手を緩めると、またたくまに書類の山ができて必要な書類が見つからないことも。引っ越しの時に詰めた段ボールのまま保管している。そんなケースもあるかもしれません。いったん箱から取り出して種類ごとに仕分け。アルバムやハガキフォルダーは、しばらく保管するバスケットにIN
あとで検索できるように、1フォルダーに1案件、1ボックスに1カテゴリと決めて見出しを付ける
時短のコツ5:「とりあえず」のモノを取り除く
ウォークインクローゼットには洋服をメインに収納したいのですが、スーツケースや節句用品、スポーツの道具、季節家電など、生活用品をしまうこともある場所。でもその多くは「とりあえずしまっておこう」というモノが、ウォークインするための通路部分をふさいでいるのです。その結果、洋服が取り出せなくなるといった問題が起こっているので、なくてもいいモノを処分することが必要です。クローゼットの奥にもともと置いてあった引き出しケースが使えるようになった
通路をふさいでいるモノをすべて取り出してみると、すでに使わなくなった不要品が見つかる。服以外のモノをチェックして、クローゼットにしまっておきたいモノを厳選したい
時短のコツ6:事前に準備して優先順に収納する
納戸のように色々なモノをしまってある場所は、モノの分量があるぶんだけ片付けに時間がかかります。そのため思い付きで手掛けると中途半端になりやすいので、きちんと計画を立てて取り組みたいところです。子どもの着替え、アウトドア用品、掃除機は必ずここにしまう。それに必要な整理ダンスとラックを置くといった方針を立ててから取り組む
実際に片付け始める前には、納戸から出したモノを置けるスペースを部屋の中に確保すること。その準備ができたら、取り出したモノを大まかにジャンル別に並べていきます。この作業を通して、モノの種類と量、要不要が見えてきて、あらかじめ想定していた使い勝手とのやりくりができます。モノを全部出すには労力がいりますが、これをやっておけば片付け行程の7割くらいが終わったようなものなのです。
袋や箱に入れたままになっているモノは、中身を見てみると不要なモノが多い
まとまった収納スペースを手掛けるときには、家族や友人の力を借りて片付けましょう。ひとりで何時間も作業を続けていると、根気が続かずに途中で止めたくなります。適度に休憩時間を挟みながら、相談しながら進めることをお勧めします。