貯金を100万円目指す人が心がけたいこととは?
社会人デビューをする20代。就職して給料を貰うようになり、お小遣いを貰う立場から、自分で生活を賄う立場へと変身を遂げる人も多いのではないでしょうか?大人になったのだから、「あれこれ自由に楽しみたい!」ところですが、シングルの20代というのは、人生の中で最も貯蓄をすることが可能な時期でもあるのです。そこで今回は、20代で100万円を貯めるためには、何を心がけていけば良いのかを考えて行きましょう。目指せ100万円!
実家暮らしなら給料の3割は貯蓄に回す
基本となるのは貯蓄となります。貯蓄に回せられる金額は働き方や収入で異なってきますが、実家から通勤をしているのなら手取り金額の3割は貯蓄に回すようにしましょう。とはいえ、自分で管理すると「お金を使ってしまいそう…」という声もよく耳にします。そのような人の場合には強制的に貯蓄に回す仕組みを作ると良いでしょう。お勧めの金融商品は、給料から天引きされる財形貯蓄です。ただし、会社が財形制度を導入していないと利用できませんので、会社に確認するようにしましょう。
財形貯蓄には、住宅財形、年金財形、一般財形の3種類があり、このうちの住宅と年金はあわせて550万円までが非課税となります。ただし、一般財形は課税されます。
とはいえ、住宅財形は住宅を購入するために、年金財形は年金として受け取るためにする貯蓄と決められていますので、結婚資金にしたい、レジャー資金を貯めたいというニーズでは使うことができませんので、20代のライフスタイルとはマッチしないことは明らかです。20代であれば、一般財形貯蓄が良いです。強制的に積立をして、「気づいたら貯まっていた」効果を実感してみて下さいね。
そして、実家暮らしと比べて貯蓄しにくいのが一人暮らし。とはいえ、何も貯蓄をしないでいると、まったく貯められなくなってしまいます。手取り金額の1割を目安にして、貯蓄に回すようにしましょう。
最強の「お母さん貯蓄」
一般財形は強制に貯蓄することができますが、面倒ながらも引き出すことも可能な商品です。引き出してばかりいたために思ったほど貯められなかった…という話もよくある話。財形でも使ってしまいそうと思うならば、お母さん(もちろんお父さんでも可)に現金を渡して、貯蓄して貰うようにしましょう。この場合には、通帳も印鑑も、すべてお母さんに渡しておかなくてはなりませんよ。
そしてこの場合、引き出すことはほぼ不可であり、かつ、現金を渡さないときには取り立てまでしてくれるという便利な(?)システムです。ボーナス時期には、追加の貯蓄を要求するなど、まさに最強の貯蓄システムであると言えますね。
自分で難しいのなら、家族の協力を得て貯蓄をする方法も検討してみても良いでしょう。
ここに掲げたものは一例に過ぎませんが、20代は貯蓄しやすい年代であることに変わりありません。貯める習慣を身に着けられるよう金融機関等の積み立て商品を研究する、自分のニーズにあった金融商品は何かを考えて、見つけ出す勉強の時間に充てるようにしたいものです。
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