ベタ・インベリス

ベタ・インベリス（スンガイゴロク産）

学　名：Betta imbellis Ladiges,1975
通称名：
英　名：Crescent betta、
分　布：タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア
サイズ：7cm　TL
Temp　：24－28℃
pH　　：6.0－7.0

スプレンデンスグループに属し、最もよく知られているワイルドベタの一種。分布域はかなり広い、一般種。そのため、幾つかの色彩変異が知られており、現地名を冠して売られることも多い。またスプレンデンスグループの他種との交雑も可能なため、ハイブリットも流通している。流通量が多いことから、この手のベタの中では安価に流通している。

スプレンデンス種とは亜種レベルの差異しかない、とされることもあるほどに酷似している。尾びれ、尻びれの後端が赤く染まることが本種の特徴とされる。ただし、色彩変異や交雑個体もおり、厳密な区別は非常に難しい。

飼育繁殖共に容易で、他のスプレンデンスグループの種と同様に、弱酸性のこなれた清浄な飼育水。冷凍赤虫やイトミミズ、ミジンコ、ブラインシュリンプなどもバランスよく給餌すれば、繁殖まで容易にこなせるだろう。

30cm水槽以上のサイズにペアでの飼育が基本。雄同士は激しく闘争するため、複数での飼育は不可。