都知事の振る舞いから学ぶ
お金のスキャンダルからお金との付き合い方を学ぶ
彼のお金に対する卑しい行動は、誰にでもある人生の落とし穴です。彼の振る舞いや言い訳を見聞して、本当に自分がどう生きるべきか、とても良い(悪い?)見本を示してくれています。
私たち自身のお金との付き合い方を、厳しい目で点検してみましょう。
汚いお金とは?
まず知っておきたいのは、お金には、汚いお金とキレイなお金があるということ。では、汚いお金とは・・・。・権威や肩書きだけで、与えられたお金
・他人に犠牲を払わせて、与えられたお金
・エゴのために使われるお金
・人から妬まれるような使われ方をするお金
・自分の価値を貶める使われ方をするお金
・ぜいたくのために使われるお金
汚いお金を手に入れている人は、汚い使い方しかできません。最後には、お金は逃げていきます。だから、汚いお金にまみれている人は、幸せになれません。
彼が都知事の椅子にしがみつくのは、数千万円に退職金が目当てだからです。しかし、お金が入ってきても、満たされることがないでしょう。余計に、最期までお金に執着して、人生を苦渋の中で終えることとなります。
何のためにお金が欲しいのか?
現実に、お金持ちになりたいと思っても、そうなれる人となれない人がいます。その違いは、お金に対する心構えから生まれてきます。お金が欲しい動機に問題があるのです。あなたがお金が欲しいワケは何ですか?
飛行機でファーストクラスに乗りたいからですか?
豪華なホテルでスイートルームを使いたいからですか?
高価な美術品を収集したいからですか?
お金を獲得して、それを何のために使うのか?お金の利用目的が、ただのぜいたくだとしたら、それは汚い使い方です。
不労所得を得たいという若者も注意しないといけません。働かなくても済むように金持ちになりたいという人は、実際に労働から解放されると、生きがいを失っていきます。お金を使う目的と自分が働く意義が空疎だからです。
キレイなお金とは?
キレイなお金とは・・・・自分の労働の正当な対価として与えられたお金
・犠牲や迷惑をかけることなく、得られたお金
・人のために使われるお金
・人から尊敬されるような使われ方をするお金
・自分の価値を高めてくれる使われ方をするお金
・高次の目的のためにいさぎよく使われるお金
キレイなお金と付き合っている人には、お金が集まってきます。使った以上に、お金が戻ってくるので、豊かな人生を送ります。お金に執着しない人生は、愛と貢献にあふれています。
お金がキレイに使われる高次の目的には、どんなことがあるでしょうか。
・自分が成長する鍛錬のために(セミナーや合宿に参加)。
・稼ぎ力をアップさせるために(資格取得や教材購入)。
・人間関係を築くために(イベントや旅行に参加)。
・回りの人を助けるために(寄付や義援金)。
・感謝の気持ちを伝える(プレゼントや賽銭)。
汚いお金にまみれる有名人たちは、私たちに、絶好のお金と人生の戦略を授けてくれています。他山の石としたいものです。