30代の一人暮らしのうち12.5%が、貯蓄1000万円以上!

1000万円以上貯蓄している人、思ったよりも多い?少ない?

1000万円以上貯蓄している人、思ったよりも多い?少ない?

これまで、「1000万円以上貯めている人が言わない口グセ3つ」「1000万円貯めている人は、“完璧”を目指さない」など、「1000万円以上貯めている人」の傾向についてお伝えしていますが、では1000万円以上貯めている人は、実際にどれくらいの割合なのでしょうか。

そこで今回、金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」の[単身世帯調査]と[二人以上世帯調査](2016年)のデータから、20代~60代の、一人暮らし、二人以上世帯それぞれのケース別に、ガイドが計算してみました。さて、あなたの年代について、ぜひチェックしてみてください。

※当記事の「貯蓄」とは、「金融資産」全体のことをさします。預貯金だけでなく、株や投資信託などの流動性の高い金融資産も含みます。

一人暮らしの人のうち、30代は13.4%、40代は22.0%

一人暮らしの人のうち、20代~60代まで、貯蓄が1000万円以上あると答えた人の割合は以下のようになっています。(データより、ガイド西山が計算)

●20代・・・2.3%
●30代・・・13.4%
●40代・・・22.0%
●50代・・・29.1%
●60代・・・40.4%


さすがに一人暮らしの20代の人で、貯蓄1000万円以上という人はわずかな割合です。ところが30代になると13.4%に増えます。「7人に1人の割合」と考えると、意外と多いと感じるかもしれません。
40代、50代になると割合はさらに増えて、3、4人に1人の割合、60代になると、2、3人に1人の割合になります。

二人以上世帯の人のうち、30代は8.5%、40代は22.0%

では、二人以上人世帯の場合はどうでしょうか。20代~60代まで、貯蓄が1000万円以上あると答えた人の割合は以下のようになっています。(データより、ガイド西山が計算)

●20代・・・6.0%
●30代・・・8.5%
●40代・・・22.0%
●50代・・・40.1%
●60代・・・47.4%


一人暮らしと同様に、やはり、20代から年代とともに割合が上がっています。30代では、一人暮らしの人に比べて、二人以上世帯の人は、1000万円以上の貯蓄がある人の割合は少ないですね。

[二人以上世帯]には、独身で実家暮らしの人、結婚して夫婦で収入がある人など、さまざまな背景の人が含まれています。30代は、結婚などにより、住宅を購入したり、子どもの教育費がかかったりしている人が考えられます。また、家族のなかに収入を得られる人が複数いると、(たとえ、住宅購入費や子どもの教育費がかからなくても)つい財布のヒモがゆるくなって出費がかさみ、貯蓄が増えないというケースも考えられます。

「夫(または妻)が貯めていると思って、すっかり安心していた」「実家住まいで、収入はすべてお小遣いとして使っていた」と、一人暮らしではない人は、貯蓄に意識が向いていない話もよく聞きます。
二人以上世帯でも、貯蓄を忘れないようにしたいですね。

自分が将来やりたいことなどを基準に、貯蓄計画を立てよう

今回は、参考情報として、1000万円以上貯めている人の、年代別の割合をお伝えしました。自分の年代の割合を見て、どのように感じたでしょうか。

以前の記事、『「1000万円貯めている人」は友達に話しているか?』でもお伝えしましたが、貯蓄額について、よほどの仲でない限り、知人、友人には話さないという人が多いようです。「お金なんて全然ない~」といっている友人が、実は1000万円以上持っているケースも十分ありえるのです。

「みんなもお金、全然貯めていないみたいだし」などと、周りの話を基準にせず、自分が将来やりたいことなどを基準にして、ぜひ、貯蓄計画を立てていってくださいね。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。