テクノポップ/アーティストインタヴュー

アナタの脳裏で錆び付くアイドル、NAOMiRUSTY(2ページ目)

2014年までエレクトリックリボンに在籍していたNAOMiちゃん、2015年11月にソロ歌手、NAOMiRUSTYとして復帰! (M)otocompoのDr.Usuiと「ゆるめるモ!」小林愛さんのサポートの元、アルバム『意味深ラスティガール』をリリース。休止から錆び付くアイドルとして復帰に至ったお話を伺いました。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

色々なものに挑戦したい

ガイド:
今回のアルバムは、All Aboutにも登場いただいたDr.Usuiが作曲、ニューウェーブアイドル「ゆるめるモ!」を手がける小林愛さんが作詞による楽曲で構成されています。エリボンにも通じるテクノポップ系から新しいジャンルにも挑戦していますね。楽曲の方向性については、「こういう風にしたい」みたいなイメージはあったのでしょうか?

NAOMiRUSTY:
お客さんが盛り上がれるような曲が好きなんですが、ジャンルに囚われず色々なものに挑戦したいと思っていました。今回のアルバムはDr.Usuiさんも、私が今までやっていないような曲且つ昔の私を知っている方も気に入ってくれるような曲を……と考えて下さり、カラフルなアルバムになったと思います。

Dr. Usuiのディスコ歌謡!

ガイド:
スパイスの効いたインストチューンの「RESURRECTiON SUCCESSiON」に続く、セカンド・シングルになっている「ラニーニャ夜」は僕の世代には懐かしい80’sユーロ風ディスコ!  ちょっとNew Order的隠し味をDr. Usuiは忍ばせていますね(笑)。お母さんくらいの世代になってしまう曲調ですが、歌ってみてどうでしたか?


raninyayoru

ラニーニャ夜


NAOMiRUSTY:
昔から家族でカラオケに行っていたので、父や母が歌う歌謡曲に馴染みもあり楽しく歌えました。「ラニーニャ夜」は朝日太一先生に付けて頂いた振付も、サビの「大嫌い」というフレーズもキャッチーで大好きです。

ソフトロックな一面も

ガイド:
ジーニアスの朝日太一さんですね! 「使命と白紙どちら?」、とても気に入りました。ソフトロック的(渋谷系とも言えますね)で、かなり趣が変わりますね。ダンスチューンも素敵ですが、ヴォーカリストとしての新しい魅力が広がったのではないでしょうか?

NAOMiRUSTY:
ありがとうございます。そう言って頂けて嬉しいです。この曲は見晴らしのいい草原に座ってアコギを弾きながら歌っているイメージでレコーディングに臨みました。NAOMiRUSTYはアイドルだけどアーティスト色もあると思っていて、「使命と白紙どちら?」はアーティストの色が濃いのかな?と感じました。

「しゅらしゅら」とは?

ガイド:
1枚目のシングルでもあった「サスティナブル しゅらしゅら」は、言葉の使い方がとても面白いですね。と、言いながら、未だに「しゅらしゅら」ってどんな意味なのかわかっていないのですが……どんな気持ちを込めていたんでしょう?

NAOMiRUSTY:
しゅらしゅら、面白いですよね!私も小林愛さんから初めて歌詞を頂いたときに衝撃を受けました。小林愛さんから出る言葉たちって本当にステキで大好きです。「しゅらしゅら」の意味ですが、歌詞の中では「修羅修羅」とあります。「イライラ」とか「怒る」とかの意味合いで私は歌っています。

4月3日はスターラウンジで!

ガイド:
最後にライヴなど今後の活動予定や抱負などありましたら、ぜひ教えてください。

NAOMiRUSTY:
4/3(日)に渋谷スターラウンジさんで、NAOMiRUSTY初の自主企画イベントがあります。出演者さんも個性豊かで楽しいイベントになると思います。たくさんの方に来て頂きたいので、皆さんぜひ来て下さい。よろしくお願い致します!

NAOMiRUSTY OFFICAL BLOG
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