ステップ2 ~具体的な行動を決めておく~
あなたが感じている、イライラの赤信号は何ですか?
あなたのイライラも同じです。イライラしていると気がついた時に、すぐにブレーキを踏めるように準備してみましょう。ポイントは、そのブレーキにあたる行動を、あなたが落ち着いている時に決めておくということ。そうすることで、いざという時に考えなくてもすぐに行動に移せます。例えば、10数える、その場に座る、朝食べたものを思い浮かべる、少し気分が変わるだけでも大丈夫です。内容は自分に合ったものを選んでみましょう。
子供との立ち位置を味方につけよう!
子供が悪さをしたから注意したけれど、子供の顔を見ていたらイライラがヒートアップ!次から次へと言葉が出てきて、ひどいことを言ってしまった……。そういうことってありますよね。そういう時は、子供との立ち位置を変えてみましょう。日頃、私は子供の目を見て伝えることを推奨していますが、イライラが止まらない時は逆効果。子供と面と向かうとヒートアップしやすいので、そういう場合には子供の隣に座ってみましょう。対面は敵対位置とも言われています。合コンでも、真正面より、隣、もしくは斜向かいの方が相手との距離がうまくとれると言われていますよね。このセオリーを子育てに取り入れて、場所の持つ力を上手く活用してみましょう。お子さんと同じ方向を見て伝えることで、ヒートアップするのを防ぐことができます。そのイライラの源は何ですか?
大人には色々な気がかりがあります。夫婦のこと、お金のこと、仕事の事、人間関係……。あげたらキリがないですよね。イライラの引き金が子供だったとしても、根本は別のところに理由があるという場合もあります。大人の悩みが、もしあなたのイライラの源だとしたら、解決できるように努めてみましょう。子供は一人の人間、ママの思い通りには動いてくれません。上手くいかない、想像と違う、思い通りにならないことにストレスを感じるのは自然なことです。だからこそ、イライラと上手にお付き合いできるようになるのが、子育てを楽しむ秘訣とも言えるでしょう。