子育て/育児ストレス解消法

自己嫌悪ママへ。子育て中のイライラを乗り切る方法(2ページ目)

一筋縄ではいかない子供との生活。イライラしてはいけないと思いつつ、今日も怒ってしまった……。そんな自分を責めてしまうことってありますよね。「イライラしてはいけない」と感じているママへ。気持ちのコントロール方法をご紹介します。

横山 知己

執筆者:横山 知己

子育てガイド


ステップ2 ~具体的な行動を決めておく~

青空の中にある信号機

あなたが感じている、イライラの赤信号は何ですか?

ステップ2では、イライラに気がついた後にする行動を決めていきます。例えば、運転していて赤信号を見たら、ブレーキを踏みますよね。気がついているのに、ブレーキを踏まなかったとしたら、事故にあってしまいます。

あなたのイライラも同じです。イライラしていると気がついた時に、すぐにブレーキを踏めるように準備してみましょう。ポイントは、そのブレーキにあたる行動を、あなたが落ち着いている時に決めておくということ。そうすることで、いざという時に考えなくてもすぐに行動に移せます。例えば、10数える、その場に座る、朝食べたものを思い浮かべる、少し気分が変わるだけでも大丈夫です。内容は自分に合ったものを選んでみましょう。

子供との立ち位置を味方につけよう!

子供が悪さをしたから注意したけれど、子供の顔を見ていたらイライラがヒートアップ!次から次へと言葉が出てきて、ひどいことを言ってしまった……。そういうことってありますよね。そういう時は、子供との立ち位置を変えてみましょう。日頃、私は子供の目を見て伝えることを推奨していますが、イライラが止まらない時は逆効果。子供と面と向かうとヒートアップしやすいので、そういう場合には子供の隣に座ってみましょう。対面は敵対位置とも言われています。合コンでも、真正面より、隣、もしくは斜向かいの方が相手との距離がうまくとれると言われていますよね。このセオリーを子育てに取り入れて、場所の持つ力を上手く活用してみましょう。お子さんと同じ方向を見て伝えることで、ヒートアップするのを防ぐことができます。

そのイライラの源は何ですか?

大人には色々な気がかりがあります。夫婦のこと、お金のこと、仕事の事、人間関係……。あげたらキリがないですよね。イライラの引き金が子供だったとしても、根本は別のところに理由があるという場合もあります。大人の悩みが、もしあなたのイライラの源だとしたら、解決できるように努めてみましょう。

子供は一人の人間、ママの思い通りには動いてくれません。上手くいかない、想像と違う、思い通りにならないことにストレスを感じるのは自然なことです。だからこそ、イライラと上手にお付き合いできるようになるのが、子育てを楽しむ秘訣とも言えるでしょう。

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※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。

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