遺族年金がもらえない離婚はその後がキツイ

そのときの感情だけで離婚をすると、後が辛い

そのときの感情だけで離婚をすると、後が辛い

前回の記事「パートナーと死別した後の生活は遺族年金がカギ」で遺族年金について書いてきましたが、特に高齢になってからのことを考えると、大切な生活費になるのは間違いありません。

でも、離婚をしてしまうと遺族年金がもらえないので、同じ年齢であっても離婚をして一人の人とパートナーと死別をして一人の人では、かなりの差が出てきてしまいます。離婚をした人、特に女性の場合には生活がキツイ人が多くなります。もちろん、バリバリ働いて生活力があれば問題ありませんが、結婚を機に仕事を減らしたり辞めたりしていると、離婚をしてからの社会復帰が難しくなります。

加えてそれまで住んでいた家を出ることも多いので、生活スタイルもガラリと変わるでしょう。子どもがいれば母親が引き取るようになるかと思いますが、養育費などが少なかったり、あるいはなかったときには、生活は本当に大変になります。

死別の人はお金に困らない

死別の人は、生活する上でまったく困っていない人がたくさんいます。私自身、そういう人に何人も会ってきましたが、みなさん普通レベル以上の生活をされています。それは亡くなった旦那さんの生命保険、そして遺族年金があるからです。ちなみに、中には過労死と認められて会社から金銭的な補償があった人までいます。

仮に住宅ローンが残っていても、団信に入っていれば返済は免除され、住宅は自分のものとなります。ただ離婚とは違って、愛する人を亡くしているので、精神的にはとても辛い状況にいるのは間違いありません。

遺族年金のために再婚をためらう人もいる

これまでずっと遺族年金をもらっているけれど、再婚したい人が現れて悩んでいる人もいます。理由は、再婚をしてしまうと遺族年金がもらえなくなるからです。

それなりの金額をもらっている場合には、再婚相手の年収なども気になるはずです。もし再婚相手があまり稼げないなら、そのまま入籍をしないで遺族年金をもらっていたほうがいいという話になってきます。

結婚や再婚は人生の保険

シニアになってからの再婚は、保険に入るようなもの

シニアになってからの再婚は、保険に入るようなもの

ずっと結婚相談所で相談を受けている私からすれば、「結婚は保険に入ることと同じ」だと思います。上記のように遺族年金があるから再婚をためらう人もいますが、結婚は遺族年金だけが目的ではないはずです。

シニアになれば、残りの人生を支え合う大切なパートナーがいるという安心感はお金にかえることができないと思うのです。そういった心の部分、そしてお金のことも含めて、結婚は人生における保険だと考えることができそうです。

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