Aそこで、友人である建築家の木下昌大さんに設計を依頼しました。Iさんご夫妻の要望をヒントにして導き出された木下さんの提案は、日常を過ごすLDKとそれ以外の部屋を、平屋と母屋に分離させるというユニークなものでした。
白い平屋と黒い3階建てが合体
道路に面した北側の外観。平屋の手前は3台分のコインパーキング。アプローチの植栽はオリーブや月桂樹等。写真:中村 絵 |
夜には室内の暖かな光が洩れる。写真:中村 絵 |
南側に傾けられた3階建ての屋根にはソーラーパネルが載せられている。平屋の屋根はガルバリウム鋼板竪ハゼ葺き。写真:中村 絵 |
アプローチは斑岩が敷かれている。写真:中村 絵 |
最寄りの駅から目黒通りを抜けてすぐの住宅地に、Iさん一家の暮らす家があります。建物はコインパーキングをはさんで道路から大きくセットバックして建っています。
コインパーキングの脇の幅3mのアプローチに足を進めると、黒い3階の建物にたどり着きます。
◆建築データと建築家プロフィール