テラスまで続くリビング
家の東側は既存のヒノキの床を再生した約10.6帖のリビングになっています。西側のキッチンからは幅80cmの廊下を通り抜けてたどりつけます。
内壁は白くペイントされた構造用OSBが巡らされ、東側には既存の窓がそのまま残されています。大きな木枠のガラスの間仕切りが土間との空間を分けていますが、窓を開けば一つの空間として使えます。さらに土間のアルミサッシュを開けば、テラスとも繋がる大空間が出現するのです。
◆建築データと建築家プロフィール
昭和40年代に開発された住宅地「横浜市青葉区しらとり台」に建つ古い和風住宅に、住宅企画会社リビタと納谷建築設計事務所が手を組んで全面改修を施した、ヴィンテージ住宅の再生プロジェクトです。全面的なリノベーションにより、重厚な存在感をもつ外観からは想像もできない、モダンで魅力的な「新しい和風住宅」に生まれかわりました。