子どもには子どもなりの理由がある

親子

謝ることができた勇気をほめましょう

ボキャブラリーが少ない子どもは、大人の剣幕におされてしまうと、ますます自分の言いたいことを言葉にできなくなります。ですから、怒りたくなるようなことが起こったときは、まずは子どもと一緒に事実関係を確認し、その時の気持ちを丁寧に聞いてみましょう。

「なんでこんなことしたの!謝りなさい!」と言いたくなる時、親の中には「まさかこの子がこんなことをするなんて」というショックがあります。だからつい言葉がきつくなる。でも、それは「こんなことをする子じゃない」という子どもへの信頼があるからこそ。

その気持ちをまず大事にして、それをそのまま子どもに伝えましょう。「あなたは理由なくこんなことをする子じゃないと思っている。理由をきかせてくれる?」と聞いてみましょう。「言い訳」の中に、真実は隠れているものです。

事実関係が確認できたら、「自分が全部悪いわけじゃない」という気持ちを受け止めながら、子どもが自分に非があると認めた部分に対してのみ謝罪を求めましょう。


謝ったら、説教はしない

なかなか謝れない子は、謝ると更に何か悪いことが起きると思っているものです。悪いことをした自分は見捨てられてしまうんじゃないか。愛してもらえなくなるんじゃないかと、不安に思っていることもあります。自分に自信がないから謝れないのです。

ですから「ごめんなさい」を言えたら、そのあとクドクドと説教したりしないようにしましょう。「ごめんなさいと言えたね。いい子だね」と、謝る勇気を持てたことをほめたら、アッサリと話題を変えたり、その場を離れたりしましょう。

子どもが「え?」と肩すかしを食らうくらいの引き際が望ましい。謝ることは、人間関係を壊すようなことではない。自分の価値が下がるわけでもない。むしろ、すがすがしいもので、人との信頼を強くするものだ。そんなふうに思えるようになると、人は自分の非を素直に認められるようになります。


親も素直に謝ろう

子どもは、周囲の大人をとてもよく観察しています。相手の言うことをまともに取り合わず、のらりくらりとかわし、決して自分の非を認めない大人が、周りにいないでしょうか。自分自身はどうでしょうか。

親も完璧ではないですから、失敗もしますし、子どもの気持ちを傷つけることもあります。そうした時は、親がお手本になるチャンスです。さわやかに子どもに謝りましょう。子どもはその時「素直に謝られたら、どんな気持ちになるのか」を、身をもって体験することになります。


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※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。