発端はインデックスファンドのコスト引き下げ

2015年秋以降、インターネット証券を中心に展開されている日経平均株価やMSCIコクサイなどのインデックス連動型ファンドで、信託報酬引き下げの動きが本格化しました。三井住友アセットマネジメントが楽天証券向けにDC専用ファンドを一般展開したことを発端として、ニッセイアセットマネジメントが同社の「購入換金手数料なし」シリーズ3銘柄の信託報酬を引き下げ、さらにDIAMアセットマネジメントが新たに「たわらノーロードシリーズ」を投入しました。

人気のバイオ、ロボも低コスト

2016年に入り、この低コスト化の波はアクティブファンドにも及んでいます。2月19日に設定されたピクテ投信投資顧問の「iTrust(アイトラスト)」では、シリーズ第一弾として世界株式、バイオ、ロボの3本が展開されています。バイオテクノロジーやロボティクスなどのテーマは、1、2年前から投資信託の世界でも注目を集めてきましたが、信託報酬の高さがネックになっていました。iTrustシリーズは、既存の同カテゴリーのファンドと遜色ない投資方針を掲げながらも、信託報酬率が3割から4割程度低く抑えられている点がポイントです。

インデックスファンドの「味付け」として活用する

この他にも、3月には大和住銀投信投資顧問がJPX日経インデックス400指数の構成銘柄を投資ユニバースに掲げた「ひとくふう日本株式ファンド」を、「たわらノーロード」シリーズでおなじみのDIAMアセットマネジメントは、「たわらノーロードplus」として「先進国株式低ボラティリティ高配当戦略」、「新興国株式低ボラティリティ高配当戦略」、「国内株式高配当最小分散戦略」の3ファンドを新たに設定します。

iTrustシリーズを含め、これらのファンドは、販売チャネルをインターネットに絞ることにより、アクティブ運用でありながらインデックスファンドと同程度のコスト水準を実現しています。ポートフォリオの「味付け」として、インデックスファンドと組み合わせて保有しても良いでしょう。


足元で設定された(予定されている)低信託報酬アクティブファンドの例

足元で設定された(予定されている)低信託報酬アクティブファンドの例




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