フランク・ロイド・ライトのデザイン感を語る家具

幾何学模様の……といえば、別に一角に全知の執事のように佇む照明スタンドがある。

ライトがデザインしたライトスタンドがあるコーナーの画像

ライトがデザインしたライトスタンドがあるコーナー


このスタンドもライト・デザイン。20年代当時のものを寄贈(2010年)され、此処のもう一つの顔となっている。

ライトがデザインしたライトスタンドの画像

ライトがデザインしたライトスタンド


特徴的な照明シェード。幾何学模様のパターンはここでも繰り返し、軽快なリズムを奏でている。日本様式の魅了されたライト、障子の桟や欄間など日本工芸や意匠に影響を受けていることがわかる。

ライトがデザインしたライトスタンドシェードの画像

ライトがデザインしたライトスタンドシェード


脚元の幾何学模様も面白い。木の持つ柔らかさと幾何学の鋭角さが見事に織り成された意匠だ。とにかく、デザインを楽しんでいる。

ライトがデザインしたライトスタンドの脚元

ライトがデザインしたライトスタンドの脚元


ライトは常々『家具の形状は、全体の中で意図され、かつ楽しまなければならない』と発言していたという。トータルに計画した全体空間の中で違和感なくデザインされ、そして機能にだけではなく、表情・感情のある家具を提唱したのである。

楽しむといえば、此処ではスパークリングワインにアメリカンクラブハウスサンドイッチから始める。

ゆっくり、じっくり、空間と会話を愉しむひとときは、至福の時。

明治、大正、昭和と時代を駆け抜けながら世界に通用するホテルを目指し、アメリカ人建築家:フランク・ロイド・ライトに託した旧帝国ホテル「ライト館」。

その痕跡を残す老舗バー:オールドインペリアルバー、1920年代の息吹を偲ぶ椅子の風景が此処にある。

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開業125周年記念のディスプレイ


2016年3月31日までロビーやバーでも開業125周年を記念した帝国ホテル125年の歴史振り返るパネル展示を楽しめる。
是非、この機会に足を向けることをお勧めする。


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■今回の関連リンク

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オールドインペリアルバー
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→【石川 尚の椅子のある風景】シリーズ #41
時代を刻む赤煉瓦と椅子のある風景 神田・旧万世橋駅





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