どのくらい貯まるの?
次に、JALホームページで「Pontaコース」に登録します。ただし、2016年3月25日まで事前登録ができますが、4月以降の搭乗からが対象ですので注意してください。では、ハワイの旅行を計画してみます。東京-ホノルル間の区間マイルは片道3831マイルとなります。
JALのダイナミックセイバー5(D、E)で航空券を購入すると、区間マイルの50%のマイルが積算されるため1916マイル獲得です。Pontaコースの場合は積算マイルの50%がPontaポイントになりますので958ポイントの獲得になります。往復の場合は1916ポイントですね。
次に、JALの航空券をクレジットカードで購入したとします。数カ月先のダイナミックセイバー5(D・E)での往復運賃は10万3280円(税金・サーチャージ込)でした。年会費2000円(税抜)のリクルートカードで支払うと、2065リクルートポイントが貯まります。
2065リクルートポイントは等価でPontaポイントに交換できますので、2065 Pontaポイントの獲得となります。これに加えて、往復で1916 Pontaポイントの獲得ですから合計3981 Pontaポイントの獲得です。
従来は、3832マイル+2065 Pontaポイントとなっており、3000マイルは1500 Pontaポイントに交換できていましたが、1000マイル単位での交換のため、832マイル分が無駄になってしまいました。端数分も含めてPontaポイントとして獲得できるPontaコースの誕生は、JALマイルを積極的に貯めてないような人に最適なコースとなります。
Pontaを貯めている人でもマイルコースの方が有利になる場合も
ただし、毎年同じ時期にハワイに行っているような場合は、3年間で獲得できるマイルが、1万1496マイルとなりますので、この場合は「Pontaコース」ではなく「マイルコース」を選択したほうがお得になります。理由は、1万マイルまで貯めると、Pontaポイントへの交換レートがアップするためです。
1万1496マイルは、1万Pontaポイントと残りが1496マイルとなり、1496マイルが失効したとしても、4252 Pontaポイントも多く貯めることができます。
3年間で1万マイルまで貯められる人はマイルコースを、貯められない人やマイルの交換が面倒という人はPontaコースを選択すると良いでしょう。