彼が今は結婚したくない場合
結婚しても、相手が仕事や勉強に専念できる環境を作れることを提案してみたら?
この場合のAさんの選択肢は、ある意味、(1)に近いです。
・彼以外の人とでもいいから、今、すぐ結婚できる道を目指す。
・今、結婚しなくても、彼といつか結婚できるタイミングを待つ。
の2つです。
ただ、前者を選ぶ場合、歳を重ねるにつれ、出産のリスクは高まるので、自分がどんな人生を理想としているのかも含め、よく考えた方がいいでしょう。
Aさんの年齢や子供を産みたいか否かにもよりますが、彼が「彼女といつか結婚したいけど、今すぐではない」と思っている場合は、そこまで子供を欲しがっていないこともあります。
その時点で、お互いの理想の家庭像に違いがあり、仮に結婚したとしても、今後、価値観の不一致でモメることがあるでしょう。
また、恋人が「今は仕事や勉強に忙しいから、結婚どころではない」と感じている場合もあります。
その場合は、単に待っていないで、「結婚しても、相手が仕事や勉強に専念できる環境を作れること」をきちんと提案してみてはどうでしょうか?
彼が1人暮らしの場合は、Aさんが家事を請け負えば、もっと仕事や勉強に専念できるようになります。
彼が経済的に不安定の場合は、もし「自分が支える」と言えれば、彼だって「結婚しよう」と思うかもしれません。
つまり、相手の不安がっている材料をよく理解し、それを解消してあげることが重要なのです。
仮に、それでも相手が首を縦に振らない場合は、本心は「結婚したくない」可能性が高いです。
つまり、言い訳として「仕事や勉強が忙しい」と言っているだけなのです。
その場合の対策は(3)と同じです。そのときは(3)の対策を参考にしてみてください。
また、(2)のパターンでも、「今、結婚しないと、彼女がいなくなってしまうかもしれない」という危機感を持つことで、結婚の決意をする男性もいます。
だから、Aさんが先ほどの二者択一のうち前者を選び、彼に別れを告げるときが、本当の勝負だったりすることもあります。逆転ホームランの結果になることもありますしね。
ただ、中には恋人が離れていきそうになっても、結婚の決意をできない人もいます。その場合は、残念ながら状況は、(2)のようで、(3)に近いと言えるのです。
それでは、(3)の恋人が「いつか結婚したいと思っているが、Aさんとは結婚したくない」場合は、どうしたらいいでしょうか?次のページで対策を紹介します。