亀の甲羅が目印のめでたい餅菓子、アンクークエの名店
伝統的には赤色だが、このお店では、色ごとに異なった味が楽しめる
大行列の人気店
今は工場で作るお店も多いAng Ku Kuehですが、こちらは手作りにこだわっています。お店の奥で作っている様子を眺めるのも楽しいです。バナナの皮の上で蒸しあげられたできたてが食べられるのも魅力のひとつ。手作りならではの、薄く伸びの良いもっちりした皮に、甘さひかえめのあんが詰まっているのが特徴です。
亀だけではなく、旧正月の時期は縁起のいい形が大集合!
「福」と書かれたネンガオは旧正月の定番のお菓子
左がHong Yuan、右がHong Qian
それだけではなく、旧正月らしいネンガオというおめでたいお餅も売っていました(手のひらサイズの小サイズで2.5シンガポールドル)。餅を表す、「ガオ」という言葉は、「高」と同じ発音なので、「年年高」という意味になるとして、 縁起を担いで食べられているのだとか。蒸したてでぷるぷるに柔らかく、黒砂糖の甘さにほっこりする味でした。
バラエティ豊かな味、お気に入りを探してみて!
香ばしいピーナッツあんは定番の味
その他にも、全部で12種類、様々なフレーバーがあります。
個人的なおすすめは、なめらかなこしあんで、黒砂糖の香りが生きたほっとする味わいのレッドビーン(小豆、オレンジ色)。ヤムイモは、ココナッツの甘い香りが、南国らしい品(紫)。緑茶(緑)はすっきりとした味わいで、この三種類は特に食べやすかったです。
面白いものでは、ドリアンや、胡椒などが効いた塩味で、甘いものの合間に食べるのにぴったりのソルテッドビーンなどがありました。緑茶のみ70セントで、あとはすべて90セントと、まさに庶民に愛されているお菓子。
シンガポールでも数少なくなっている手作りの伝統菓子、ぜひ、できたての味を試してみてくださいね!
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■Poh Cheu
営業時間:8:00~18:00(日曜、祝日休)
住所:Blk 127 Bukit Merah Lane 1 #01-230 Singapore 150127
電話: +65 6276 2287
アクセス:MRTクイーンズタウン駅から徒歩20分(IKEAアレクサンドラ店のそば、タクシー利用がおすすめ)