手軽でおいしい！コンビニスイーツ2016トレンド大予測(4ページ目)

『サークルKサンクス』オリジナルスイーツブランドを刷新。2016年はカップスイーツにも注目

サークルKサンクスの2015年の一大ニュースは、11月にオリジナルブランドのシェリエドルチェを8年ぶりにリニューアルしたこと。
11月に登場した「シェリエドルチェ　濃厚焼きチーズタルト」（税込158円）は、シェリエドルチェ史上最速の、発売から3日で100万個の販売を達成。2015年、サークルKサンクスで最も売れたスイーツとなり、看板商品に成長しました。

「シェリエドルチェ　濃厚焼きチーズタルト」は、こだわりの3 種類のクリームチーズを配合した濃厚でやわらかいくちどけのチーズと、バターの風味が豊かなサクッとした食感のタルト生地を同時に楽しめます。タルト生地はフランスパンでも使われる小麦粉を独自に配合し、専用の型を使用した手焼きにこだわることで、サクサク感を実現しています。

そんなサークルKサンクスが2016年に注力していくのが、カップタイプのスイーツ。「シェリエドルチェのコンセプトに掲げる『日常の癒し』及び『ちょっと特別なご褒美』を表現したカップタイプスイーツの展開に力を入れていきます」と語るのは、株式会社サークルKサンクス・デイリーフーズ部の高橋香織さん。スイーツ専用工場だからできる手作業で複数の層を作ったモンブランやティラミスが代表商品です。

また直近のニュースとしては、フランス人料理研究家のニコラシャール監修スイーツ3アイテム（2月2日（火）～2月22日（月）販売）を始め、旬の食材を使用した商品や、各種コラボ商品などを発売。お客様に店舗で選ぶ楽しさと、自分へのご褒美スイーツとしてお楽しみいただける商品を提供していく予定だそうです。

「当社のスイーツは、専門店にも負けないこだわりの製法で、お客様に喜んでいただけるスイーツをご提供しています。スイーツ全体では、チルドスイーツだけでなく、焼菓子を含めたシェリエドルチェという総合スイーツブランドを展開しており、お客様お一人おひとりのその日の気分に合わせたスイーツをご提供できるよう、これからも商品開発に努めていきます」と高橋さん。
個人的には、コンビニスイーツらしい気軽さをあわせ持つカップスイーツのバリエーションに期待が高まるところですが、おいしさにこだわった焼き菓子のラインアップなども要注目です。

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