喪中はがきのチェックポイント
年賀欠礼を見たら、まずチェックしたいのは、消印の種類です。通例とは形状の違う消印は将来的なお宝になる可能性があります。ここに示すのはその一例で、インクジェット式機械日付印です。2007年1月23日から東京中央郵便局(のちに丸の内に引継)で、同月30日から銀座、日本橋、渋谷郵便局で使用開始されたものです。2010年3月に晴海郵便局、2015年3月頃からさいたま新都心郵便局で使用されていて、いずれも郵便物の量が多い大局ばかりですが、使用頻度は決して高くありません。差出人の郵便番号枠も面白い
もう1つポイントとなるのが、差出人の郵便番号枠です。通常はがきには小さな切れ込みが入っているのですが、2015年11月頃から今までと違う場所に切れ込みの入っている新タイプが郵便局で販売開始されました。ちょうど年賀欠礼を出す時期が郵便はがきの新旧タイプの移行期となったため、今年の喪中はがきには新旧両方のタイプが観察できると思います。この目印は郵便はがきの印刷会社を特定したり、製造時期を区別したりするために付けています。一度に使い切ってしまう年賀はがきにはありませんが、郵便局の通常はがきには小さな印が入っていますので、ぜひチェックしてみてください。
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