投資に回す資金を削らず、貯蓄を増やすにはどうすれば……
支出が多く現金が手元に残らない
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■相談者
タイの田舎に住むゴリラ駐在員さん(仮名)
男性/会社員/29歳
タイ/賃貸住宅
■家族構成
一人暮らし
■相談内容
海外駐在員で働き、現金資産がありません。来年結婚を考えた女性がおり、結婚資金も貯めていきたいと思っておりますが、その資金をなかなか貯められない状況です。公的年金も多くはないと考えているため、いろいろと投資を行っております。最近、来年完成予定の海外不動産を2部屋購入しました。月の支出も取引先との付き合いで平日は会食、土日はほとんどゴルフでかなり変動幅が大きいです。
■家計収支データ
■家計収支データ補足
(1)支出について
家賃、水道光熱費、車両費、通信費はすべて勤務先持ち
(2)ボーナス「200万円」の使いみちについて
補てんで50万円、投資120万円、旅行などのレジャー20万円、他10万円
(3)支出について
趣味娯楽費はほとんどが仕事の付き合いの自己負担分。会社負担は月に30万円ほど。個人負担は5~10万円でボーナスによる補てんや、貯蓄分を切り崩して捻出している。
(3)保険料の内訳
・本人/終身保険(死亡保障10万米ドル)=保険料約7000円
・本人/がん保険(終身タイプ終身払い、入院1万円、診断一時金100万円)=保険料3700円
(4)海外不動産投資について
2部屋合わせて1500万円。1部屋は現金で購入、もう1部屋は現地金融機関でローンを組む予定。10年返済、金利は約7%。不動産の賃貸で得られる利率は15%ほどを見込んでいるので2部屋借り手が見つかれば4~5年で完済できる見込み。物件自体「すでに4~5年は借りてがついています。その後転売も視野に入れています。物件が優良物件のため、キャピタルゲインで既に転売すれば1部屋200万円ほどの利益確定できます。買いたいという方もおります」とのこと。
(5)結婚後の生活
結婚後、1~2年は駐在先で暮らす予定。その後帰国。
(6)投資について
投資商品については手を付けたくなというのが相談者の意向。10年、20年を見通した投資となっているというのが理由。
■FP深野康彦からの3つのアドバイス
アドバイス1 結婚資金は自分たちができる範囲で
アドバイス2 将来への投資か、目前のための貯蓄か
アドバイス3 帰国後も貯蓄できる家計にすることが大切
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