母屋とアトリエを繋ぐテラス
母屋が完成した時のコンクリートのテラスには米杉材が並べられ、母屋と増築のアトリエを繋ぐウッドデッキとなっています。間口は約3m、南北の奥行きは7.6m。南側はウッドデッキと寸法を揃えたスチールの溝型鋼が立ち上がって、隣家との目隠しとなっています。
雨の日の母屋からアトリエへの移動には傘をさすことになりますが、あえて屋根は設けていません。
◆建築データと建築家プロフィール
つくば市の郊外に建つ、建築家の小平惠一さんのご自邸です。母屋は1990年に完成し、その14年後、玄関脇の小さな仕事場が手狭になり、テラスを挟むようにして独立した2階建てのアトリエを増築しました。