1925年創業の老舗で見つけた
お土産にぴったりのかわいい中国茶
ウーロン茶葉をブレンドしたTie Guanyin Grade1は150グラムで6シンガポールドルとお手頃価格。すっきり味のGreen teaは100グラムで9シンガポールドル。中国茶を飲みなれない人にもおすすめ。パッケージや缶はもちろん、紙袋もレトロで可愛い
ショップハウスが並ぶシンガポールらしい雰囲気の中にある店。この看板が目印
チャイナタウンの大通り、サウスブリッジロードとニューブリッジロードを結ぶストリートのひとつ、モスクストリート沿いにあるのが「
白新春茶荘(Pek Sin Choon)」。チャイナタウンなのに、インド寺院やモスクがあるという多民族国家シンガポールらしい風景の中に溶け込むこの店は、シンガポール国内でも有名な中国茶の老舗。創業は1925年なので、今年でなんと90周年を迎えるのだとか。シンガポール独立前からある店は、かなり貴重です。
卸店なので店は雑多な雰囲気。でもすごく味があります
シンガポールでは、豚肉のスペアリブが入った漢方スープでローカルフードのひとつ、バクテーを食べる時に中国茶を飲みますが、この店の中国茶は、シンガポール内の有名バクテー店はもちろん、高級ホテルやレストランなどでも使用されています。というと、なんだか敷居の高そうな店というイメージを持ってしまいがちですが、実際に店を訪れるとすごくフレンドリーでこじんまりしているのに驚きます。
店内の棚に茶葉が並んでいるので、見せてもらって購入しよう
店の中ではおばちゃん達がおしゃべりをしながら茶葉を手作業で詰める作業をしていました。販売店というより卸店といった感じでしょうか、綺麗にお茶をディスプレイしているわけではないのですが、お土産用にぴったりな小分けの茶葉も販売してくれます。自社ブランドのお茶もあり、色々と優しくおすすめしてくれました。それぞれの茶葉はグレードによって値段が高くなっていき、高価なものは香りも良いのだそうですが、お手頃価格のものでも香りも味も十分楽しめました。安いものなら150グラムで6シンガポールドルくらいからあり、紙のパッケージに包まれています。缶に入ったものもあり、パッケージのイラストもそれぞれレトロで可愛いので、お土産にはかなりおすすめです。
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白新春茶荘(Pek Sin Choon)
住所:36Mosque Street
電話番号:6323-3238(+65)
営業時間:8:00~19:00
休み:日・祝日
アクセス:MRTチャイナタウン駅から徒歩約5分