2016年、安らぎをもたらす二黒土星のラッキーカラーは?
五行説の「土」に割り当てられる九星は3つありますが、それぞれ異なる性質を持っています。山を象徴する「八白土星」は、隆起した山のイメージ。変わりやすい山の天候のように、変化運を意味します。地震を象徴する「五黄土星」は、中央を司ることから、九星の流れの基点となります。大地を象徴する「二黒土星」は、開墾したばかりの大地のイメージ。地盤を固めるのによい1年となるでしょう。
■「健康運」と「家庭運」を呼び込む、《グリーン》と《白》
二黒土星の運気を上手に取り込むコツは、積極的に外に働きかけるよりも、自分の内面に目を向けること。健康運や家庭運によい状況が期待されるので、料理を楽しむといった家庭的な面を大切にすると、よい気が入ってきます。
健康を司るのは、草木の《グリーン》。気を浄化する働きのある《白》もおすすめです。グリーンと白の組み合わせに、パステルカラーを取り入れると、健やかな体づくりにパワーを発揮するでしょう。
■ファッションに取り入れたい《ベージュ》と《パステルイエロー》
また、大地を耕すことは、掘り起こすこと。古き良き伝統が開運の鍵を握ることもあります。例えば、和装で過ごす日をつくることも、温故知新につながります。ファッションに、大地のイメージとつながるサファリ、エスニックといったテイストを取り入れることも、強運体質になる、ひとつのきっかけになるでしょう。
ファッションに取り入れたいラッキーカラーは、土台を安定させる《ブラウン》や《ベージュ》。《ブラウン》は安定感が強すぎるので、小物で取り入れるとよいでしょう。「土」と「金」の気をもつ《パステルイエロー》を組み合わせると、土の中から生まれる実りをより一層豊かなものへと育むパワーが強まります。
■ポイントカラーは、《ゴールド》よりも《シルバー》
ファッションやインテリアに、ポイントとして取り入れることの多い《ゴールド》や《シルバー》。「火」の気をもつ《ゴールド》は、外に向かうパワーが強い色。一方、「水」の気をもつ《シルバー》は、内に吸収する働きがあります。
二黒土星は、「庶民の年」とも呼ばれ、広く大衆に関わることに運気が集まります。華やかで高貴な《ゴールド》よりも、やや控えめでカジュアルな《シルバー》の方が相性がよいでしょう。
風水では、変化がないところには、運がないと考えます。「気」が滞らないように、絶えず変化させることが大切です。ラッキーカラーだからといって、同じ色を長く取り入れるのは、逆効果。新しい色を取り入れて、常に新鮮な気持ちを保つことが、ラッキーカラーのパワーを生かす秘訣です。
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