冬至は、命のよみがえりの日

冬至は、一年の中で最も昼間(太陽が出ている時間)が短く、古代中国では「一陽来復」として暦の起点になっています。古代ヨーロッパでも太陽が一旦衰えてまた命が蘇ると考えられ、重要な行事やお祭りが行われていました。後にキリスト教と結びついてクリスマスという形になったと考えられています。

今のように食べ物が簡単に手に入らない時代には、人々は自然と向き合って暮らしてきました。太陽の日照により農作物がもたらされるので、太陽の力が衰える時期は相当に不安を感じたことでしょう。当時の行事により、また太陽が蘇ることを祈り、希望をもって生きる支えとしていたのです。

そこで、その不安を除くために縁起担ぎの食べ物が言い伝えられてきました。地方によって、その言い伝えも様々でしょうが、その時期に健やかに過ごすためには栄養成分の面でも理にかなっていることが多いのです。

今回は冬至の代表的な食べ物と、含まれている栄養成分についてご紹介しましょう。

柚子

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温かく香りの良い柚子湯に浸かれば、疲れも癒されます。柚子の香り成分にも注目です。

冬至に柚子湯に入ると風邪を引かないと言われています。これは、「冬至」と「湯治」をかけているそうです。

近年の研究では、柚子の香り成分オーラプテンには、免疫効果を高めるという機能性があるという報告があります。また、リモネンなどの爽やかな香り成分にはリラックス効果もあると考えられています。

寒いこの時期に、暖かく柚子の香りに満ちたお風呂に入り、寒さに縮こまった身体をほぐせば体に嬉しいはずです。先人たちはどのような成分が効くかはわからなくても、経験的に役立つことを言い伝えて来たのでしょう。

過去の記事でも、柚子については詳しく解説していますので、ご参考にお読みください。

寒い季節は、食卓にお風呂にユズをフル活用

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