子育て/子育てに役立つ最新心理学

年末にお悩み一掃!ママのポジティブ反省会のススメ

1年が終わる今月は振り返りが多くなる時期。反省はやりかた次第でポジティブにもネガティブにもなります。来年、好スタートを切るための「ポジティブな反省会」の方法についてお伝えします。

佐藤 めぐみ

執筆者:佐藤 めぐみ

子育てガイド

いつのまにか「ネガティブ反省会」になってない!?

大掃除のついでに、心のくもりも取ってしまおう!

大掃除のついでに、心のくもりも取ってしまおう!

年末になると、この1年にあった様々な出来事を振り返ることが増えますよね。そんなとき、なぜか「できなかったこと」「達成できなかったこと」ばかりをかき集めてしまうことはありませんか? ”振り返る“という言葉自体にはネガティブなニュアンスはないはずなのに……。 たとえば、
  • 今年は、笑顔をキープできず、しょっちゅうイライラしていた
  • やりたかった英語の勉強、結局、10ページしかできなかった
  • 朝活したかったけれど、ちゃんと5時に起きたのはわずか3回
  • パパにやさしくなれず、八つ当たりばかり
など。後から後から「気落ちする材料」ばかり出てきてしまい、これではあっという間に「ダメ母」の出来上がりです。

しかし、その気持ちを年末に思い出すほど引きずっている方というのは、それが起こった時点ですでに十分すぎるほど猛省している場合が多いもの。

だから、1年のしめくくりの12月にやるべきは、来年以降繰り返さないための反省会。過去の失敗を引っ張り出してネチネチと自分をいじめるのではなく、未来を見て「今年は○○してしまったけれど、来年そうならないためにはどうしたらいいか?」と反省会の方向性を変えていきましょう。


反省が多い=ダメなママなの?

ポジティブな反省会の前に、1つ質問です。

反省ばかりしているのは、ダメなママだからだと思いますか? 「反省が多い人=出来が悪い」と思われがちですが、実はそうではありません。
  • 周りから見ればすごく出来るママでも、本人が出来ていないと感じれば、反省が多くなります。
逆に
  • 周りから見れば出来ていないのに、本人が出来ていると感じれば、反省が少なくなります。
「反省」というのは、主観的なものなので、みんなが憧れる“素敵なママ”であっても、本人は悩みのかたまり、ということがよくあるのです。もし「自分は反省魔だ」と感じていたら、このタイプかもしれません!

>>ポジティブに反省するために必要な「ピンクのサングラス」とは?

  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます