新築&リフォームの前にあかりのショールームへ行こう

ショールームってどんなところ？ 何ができる？　

多くの照明メーカーがショールームをもっていて、一般の方の見学を歓迎しています。ショールームではもちろん数多くの製品を展示していますが、それだけではありません。カタログで見つけたお目当ての照明器具を実際に確認するだけでなく、リビングや寝室などを想定した空間で、光の色や明るさから光の広がり方、便利な機能まで、いろいろと体験することができるのです。


好みのあかりを探すだけならカタログで十分、と考えている方もいるかもしれませんが、楽しみながら確認したり、試しながら体験できるのがショールームです。体験を通して、カタログを眺めるだけではわからない知識が身につくはずです。

空間における体験を照明のプランに活かそう

では実際に、ショールームでどんな体験ができるのかご説明しましょう。

ショールームでは、LED照明をはじめとするたくさんの照明器具の実物を見て、触れて、確認することができます。照明器具のセードひとつをとっても、形状や質感など細部についてはカタログではわかりにくいものです。取り付けた後に、「こんなはずではなかった」と後悔しないためにも、早めにお目あての製品を確認しておきましょう。


光の色や明るさによる違いを体験できるのもショールームならではです。照明は昼光色や昼白色（白色）など、光の色によって雰囲気が変わります。カタログにはルーメン（lm）のように明るさを判断する単位が書かれていますが、ルーメンの数値の違いによって明るさがどう変わるかを実感してみましょう。最近では、調色や調光機能がついた照明器具もたくさんあるので、試してみるのもよいですね。

また、光の広がり方も確認したいところです。セードのデザインやランプの種類によっても、光の広がり方は変わってきます。とくにLEDは、ランプによって光が全方向に広がるタイプや、下方向を照らすタイプなどさまざまな種類があります。照明器具によって明るさの感じ方が違うこともあるので、ショールームで確認するのがおすすめです。


多くのショールームでは、リビングやダイニング、廊下、屋外など、住宅の部屋を想定した空間に、タイプの異なる照明器具を設置して、実際に近い感覚で体験できるようになっています。同じ空間でもあかりの選び方次第で印象や明るさに違いが生まれることを体験することで、どんなプランにしたいかイメージが湧くことでしょう。
もちろん、光の色や明るさ（ルーメン：lm）、調色調光機能、多灯分散、照明器具のデザインやサイズなど、照明に関することがいろいろわかります。

プロが質問に答えてくれる。最新情報が手に入る

ショールームには照明に関する豊富な知識をもったスタッフがいます。あかりについてわからないことや、疑問に思ったことはどんどん聞いてみましょう。

LEDの照明器具について言うと、ここ数年でデザインのバリエーションが増え、調光や調色などの機能をもった製品が多くなっています。シーリングライトを中心に、くつろぎやリフレッシュ、おやすみのときなど、生活シーンに合わせて光の色や明るさを簡単に変えられる照明器具が身近になりました。

照明器具は、だいたいどの部屋にでもあるものですが、単なる「あかりとり」だけでなく、＋アルファの機能（付加価値）のある最新の照明器具を見られるのもショールームならではです。例えば、タイマー機能の付いたもの、Bluetoothに対応しているもの、スピーカー内蔵のもの、周囲の明るさを感知して点灯・消灯・調光をして快眠や心地よい目覚めをサポートする機能をもったタイプなど、たくさんの機能の製品が展示されています。最新の情報はもちろん、こういった新機能を購入前に体験したり、使い方について質問できるのも、ショールームのメリットです。


あかりについて質問をしたり、カタログなどの資料をもらったからといって、ショールームでは照明器具などの購入をすすめられる心配はありません。むしろ、照明器具の賢い選び方や手入れ方法など、参考になる情報をたくさん聞けるはずです。

さらに、ショールームで受けられるサービスやメリットなどについて、次ページで説明していきましょう。