投資を始める前に必要な心構え

投資は、夢を育て、人生を豊かにするための手段の一つです

投資は、夢を育て、人生を豊かにするための手段の一つです

「投資」に関する話題は、相場が良い時には、良いことばかりが目立ち、悪くなると不安をあおるような内容のものが多くなりがちです。けれども、そんな相場の良し悪しとは関係なく、生涯を通して「投資」とお付き合いしていくことが、これからの私たちの人生を少しでも豊かにするためには、必要なことだと思います。

これから投資を始めるという方に対して、大切なことを3つお伝えしたいと思います。

●その1・「資産運用」は、お金を増やすことが目的ではないということ
「資産運用」は、人生の目的・目標を達成するために、適切な金融商品を選び、計画的にお金を貯めたり、増やしたりしていくことです。したがって、資産運用は、投資をする、しないに関係なく、誰にとっても大切なことです。そして、資産運用を行う前に、最初にするべきことは、人生の目的・目標といった、ライフプランとマネープランをしっかり立てることです。その中で、どのくらい投資に資産を配分しても良いか、あるいは、どのくらいの運用目標を設定しようか、といったことが見えてきます。

●その2・「資産運用」=「投資」=「株式投資」ではないということ
資産運用が、家計にある金融資産全体をどのような資産に配分して運用していくかを考えることであるから、「資産運用」=「投資」ではないことは、ご理解いただけると思います。また、「投資」というと、日本企業の株式投資を思い浮かべる人も多いでしょうが、世の中には、さまざまな金融商品が出回っていることから、選択肢は無数にあるということです。

●その3・「投資」は、将来の成長可能な資産に投資し、長く続ける
「投資」とは、将来的に資本(お金)を増やすために、現在あるお金を投じる活動をいいます。つまり、将来の成長を見通して、資産価値が上がると思われるものに投資を行うのが基本となります。もちろん、世界情勢、経済情勢など、日々の出来事や世の中の変化によって、価値は変動します。けれども、大きな流れを見て、成長する資産に投資をしていると自分が自信を持っているのであれば、そういった価格変動は、気にならなくなるはずです。
※参考:これから投資を始めたい人への最初のアドバイス


投資スタイル(リスク許容度)を知る

投資を始める前の心構えができたところで、次に、「自分は、どんな運用方法が合っているのか……」、「どのくらい、リスクを取った運用ができるのか?」と思い悩んだところで、ストップしてしまいます。投資の本を読んでも、なかなか自分に合った運用方法を見つけることが難しいのではないでしょうか?そこで、おすすめするのが、投資診断(リスク許容度診断)ツールです。

運用するにあたって「どの程度リスクをとれるか」をリスク許容度といいます。投資診断(リスク許容度診断)では、リスク許容度に応じた資産配分の目安を得ることができます。資産配分の判断の参考にしてみてください。

●「あなたのリスク許容度診断テスト」(全国銀行協会)
10個の質問に答えると、「安全性重視」、「安定成長」、「バランス運用」、「積極運用」の4つのリスク許容タイプに判定されます。

●「投資スタイル診断テスト」(FPオフィス Life & Financial Clinic)
8つの質問に答えると、4つの投資家タイプに分類され、「流動性」「安全性」「収益性」の資産配分の目安を得ることができます。

●「リスク許容度診断」(モーニングスター)
7つの質問に答えると、リスク許容度に応じた、ポートフォリオを表示してくれます。

●「投資スタイル診断」(モーニングスター)
「資金30万円と毎月3万円を3年間運用して150万円とするには」という設定で、目標に近いポートフォリオを表示してくれます。

自分に合った投資スタイル、どのくらいリスクを取れるかを、客観的に診断してくれる

自分に合った投資スタイル、どのくらいリスクを取れるかを、客観的に診断してくれる


リスク許容度は、各診断テストで問われている項目以外にも個々の状況によって変わりますので、診断結果は、あくまでも参考程度にしてください。

>>自分の投資スタイル・リスク許容度に合った資産配分は?