冬のボーナスで買いたい20万円銘柄ベスト3
冬のボーナスで買いたい20万円銘柄ベスト3!ファンダメンタルの観点から有望な3銘柄のご紹介です!
株価は2015年11月19日(木)の終値で計算しています。それでは、第3位から順にご紹介していきましょう。
第3位 オープンハウス(東証1部<3288>)
【2015年11月19日株価】 2379円【最低投資額】 100株=23万7900円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 40円(予想配当利回り:1.7%)
【今期予想PER】 8.7倍
首都圏の狭小地の戸建てに強みを持つ不動産会社です。同社の強みはなんといっても、都心でリーズナブルな物件を提供しているということです。競合が激しく価格が高い大規模開発地ではなく、入り組んだりして開発・企画がしにくい為、競合が起こりにくく、そのため安価な小規模な土地を中心に仕入れて戸建てを建設して販売します。
狭小地を開発するノウハウを持っていることで、安価な土地を収益源に変えることができ、一時取得層に取得しやすい不動産の低居を可能としています。マンション価格が上がるにつれ、同社が提供する小規模住宅は妙味が増すと言えます。
配当性向が13%~15%となっている点も株主還元に前向きで評価できます。また予想ROEは32.6%と高水準である点も好感が持てます。
足元の株価はやや過熱感がありますが、50日移動平均線などまで調整したタイミングで購入を検討するようにすると良いと思います。
第2位 ガリバーインターナショナル(東証1部<7599>)
【2015年11月19日株価】 1184円【最低投資額】 100株=11万8400円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 15円(予想配当利回り:1.3%)
【今期予想PER】 24.5倍
コアビジネスは、中古車の買取及び卸売事業。全国約460店舗を展開する国内最大中古車買取事業者(販売、買い取り実績No.1)。中古車の買取専門店として有名なガリバーですが、最近では中古車販売の強化、さらに、新たな取り組みとして、新車ディーラー事業や海外事業の展開も進めています。
中古車販売店は、在庫を持てば持つほどその管理にコストがかかり、かかったコストは買取価格の低下や販売価格の上昇に転嫁されます。同社では買い取った車両の販売期間を2週間に限定し、売れなかった買取車は自動車オークションで売ります。これにより在庫管理コストの削減しています。こうした徹底したコスト削減が高値買い取りを実現させ、買取市場でも買取価格の高さから圧倒的なシェア(約10%)を持っています。
そして同社の最大の注目ポイントは、販売チャンスが増えるビジネスモデルにシフトしている点です。従来買い取った中古車を中古車オークションで売る(卸売)ビジネスモデルを採用してきました。オークションまではプールセンターに在庫を保管しておくのですが、2週間以内という短い在庫期間も活用すべく、新モデルにシフトしているのです。新モデルによると、在庫保管期間中は一般消費者に向けてインターネットを利用した販売を行い、また、在庫を保管するプールセンターを各展示場に置き換えることで販売チャンスを広げます。ただの保管場所ではなく、販売(小売)できる展示場に変えることで、従来のビジネスモデルをベースに、在庫リスクの小さい小売モデルが構築されました。同じ2週間という在庫期間で、小売と卸売の粗利を得られるようになったのです。また小売モデルにより、買い取った一般客の情報を得られるようになり、次に乗る車の販売につなげられる等のメリットもあります。
展示店舗は今期上半期末時点で99店舗あります。一方、所有車の売却を目的として来店のあるガリバー店舗は280店舗となっていますが、現在展示店舗を急激に増やしているところです(前期末は72店舗でしたが、上半期で27店舗拡大した上、通期では合計100店舗がオープンする見込みです)。長期的には展示販売店舗を400店舗へ拡大する計画であり、これが現在の同社の成長エンジンとなっています。なお、中期計画では、最終年度の2018年2月期に、店舗数:800店舗、小売台数:15万台、営業利益 200億円を目標としています。
第1位 セプテーニ・ホールディングス(東証ジャスダック<4293>)
【2015年11月19日株価】 2120円【最低投資額】 100株=21万2000円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 14円(予想配当利回り:0.7%)
【今期予想PER】 25.5倍
インターネット広告大手の一角を占める、独立系ネット広告代理店です。同社は、早くからインターネット広告需要がパソコンからモバイル向けの比重が高くなることを見通し開発・投資してきたことからも、インターネット広告に関してスマートフォン対応及びソーシャルメディア対応で競争優位性があると言えます。
ネット広告市場の拡大とスマートフォン普及を背景に、「モバイル」「ソーシャル」「グローバル」に注力し、業容拡大を図っています。スマホなどのモバイル向け広告の需要の高まりは今後世界中で見られることからも、同社の業績が拡大基調にあることが判ります。これは、インターネット広告が国境を越えたビジネスであるということに加え、同社のクロスボーダー取引を採用したビジネスモデルが成功しているからだと思います。
業績は堅調に拡大しており、同社がこれまで取り組んできたことが開花しつつある印象を受けます。
参考:グローバルリンクアドバイザーズの最新投資ブログ
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