JAPEX2015 第50回全国切手展について

前回の記事では郵便貯金の楽しみについて紹介しました。今回の記事では2015年10月30日(金)から11月1日(日)にかけて東京・浅草で行われる日本最大規模の切手フェスティバル<第50回全国切手展>について、その見どころや楽しみ方などをご紹介したいと思います。
産業貿易センター台東館

会場となる産業貿易センター台東館(2015年10月撮影)

今年はイギリスで世界最初の切手が発行されて175年の節目の年であり、全国切手展が1966年に第1回が行われて、ちょうど半世紀という節目の年でもあります。例年になく盛り上がるのは間違いなさそうです。開催概要は次のとおりです。
  • 会場:東京都立産業貿易センター台東館
  • 主催:公益財団法人日本郵趣協会
  • 日時:2015年10月30日(金)~11月1日(日)10:00~17:00(最終日は16:00まで)
  • 入場料1,000円(3日間有効・公式ガイドブック付き・一部優待あり)

まずは公式ガイドブックをもらおう!

全国切手展に来場したら、まず公式ガイドブックに目を通していただきたいと思います。時間に余裕のない方も、公式ガイドブックの4、10ページだけは必ず開いていただきたいところ。会場のどこにいけば、記念品が買えるのかが分かりますし、膨大なコレクション(展示作品)を効率よく見ていくためにも欠かせません。なお、全国切手展の楽しみ方については、すでに第49回全国切手展を紹介したガイド記事がありますので、そちらをご覧ください。
第50回全国切手展のガイドブック

第50回全国切手展のガイドブック。入場券を購入するともらえる。

「切手発行175年」を記念して

今回注目されるのは、やはりイギリス切手のコレクションです。日本人の切手収集家に最も人気がある外国の切手といえば、やはりイギリス切手ではないでしょうか。世界最初の切手であるペニーブラックが1840年5月1日に発行されたことや、デザインが大変に優れていることなどから、不動の人気があります。
イギリス切手展の様子

ペニーブラック発行175周年 イギリス切手展の様子。(第50回全国切手展会場にて)

今年はちょうどペニーブラック発行から175年の節目を迎えることから、世界中で最初の切手発行を記念するイベントがたくさん行われています。第50回全国切手展でもイギリス切手の国内有力コレクションを「企画出品」として招致しているので、大いに盛り上がること間違いなしです。なお、ペニーブラックについては、すでにガイド記事がありますので、併せてお読みいただければと思います。
イギリス初期切手

イギリス初期切手のコレクション例(1839-1840年)。(資料提供:千葉晋一氏)

「年賀郵便展」も見逃せない!

今回もう1つ注目されるのが、「年賀郵便展」です。切手収集家の中には年賀状や年賀切手を専門的に収集する方も多くいます。やはり年賀状や年賀切手はやはり1年の始まりということもあって華やかさがありますし、干支の移り変わりが日本人の琴線に触れる部分もあるのだと思います。展示の多くが明治・大正・昭和などさまざま時代の年賀状ですので、切手にあまり詳しくなくても楽しめるでしょう。まだ切手収集を始めていない方にもオススメしたい内容です。
年賀郵便展の様子

年賀郵便展の様子。それぞれの時代の年賀状やそのイラストなども楽しめるようになっている。(第50回全国切手展会場にて)

次のページでは全国切手展の50回の歩みを振り返ってみたいと思います。