シングルファザーになる理由
バツイチ男性の養育費について
日本でシングルファザーとして子どもと一緒に生活している人は、離婚よりも死別が多くなります。そのため、亡くなった奥さんのことを忘れることができずに、なかなか再婚する気にならない人もけっこういます。
一方で、奥さんの問題で離婚をするパターンもあります。例えば、買物依存症(部屋中にものがあふれる)、片時けられない症(家事が全くできない)、うつ病、(動けない)、金銭トラブル、不貞などです。こういった場合には、死別とは違ってきっぱりと離婚をすることができます。それに子どもがいたとしても、母親に任せることはできないと判断して、シングルファザーになる人が多いのです。
バツイチ男性・父親はいつまで養育費を払うのか?
離婚をすると必ず出てくる養育費の問題。ちゃんと決めておかないと、後で面倒なことが起きる可能性もある
子どもがいる人が離婚をするときには、養育費の問題がでてきます。これに関しては、最初にちゃんと取り決めをしておかないと、後で面倒なことになるので要注意。
養育費は、子どもが成人を迎えるまで払うという約束をするのがほとんどなので、けっこう長い期間払い続けることもあります。なので、途中から約束を守らなくなることもあるのです。
たとえば、男性が再婚をすると、新しい家庭のこともあるので、約束を反故にする人もいます。また、女性が再婚すると養育費は支払わないという約束をしておけば、当然ながら養育費の支払いはストップします。これに関しては、公証役場に出向き二人で決めたり、弁護士を通してきちんとし書類を作っておかなければ何の効力もないのです。
バツイチ男性にとって養育費が子どもとのつながりになることもある
花嫁にとっても、本当の父親は大切な人
父親の中には、お金を払い続けることで、父親と子どのきづなが繋がっていると考える人もいます。月に1回か2回でも子どもに会えるのを楽しみにしているのです。でも前の奥さんが再婚をしてしまうと、必ずといっていいほどこう言われます。「新しいパパがいるので、子どもが気を使う、混乱するのでもう会わせない」。
これに関しては、新しい家族ができて新しい生活があるので、仕方ないと思います。とはいえ、再婚した相手(新しい旦那さん)の考え方によっては、今まで通り子どもと会うこともできます。 これはアメリカでの話です。動画で見たのですが、とても感動的だったので紹介したいと思います。結婚式のバージンロードを父と花嫁衣装の娘が歩いてきました。突然、父親が娘を置いて木の陰にいた男性の腕をとり、その男性を連れてきたのです。その男性は、花嫁と別れてしまった本当の父親だったそうです。今の父親は「彼にも結婚式に娘をエスコートする権利はある」と言い、花嫁は2人の父親と腕を組み、バージンロードを歩いていきました。
新しい父親になる人が、みんなこのように大きな心を持っていればいいと思わずにいられませんでした。ただ、新しい父親の立場や気持ちもあるのは事実です。それを踏まえて最初の段階でしっかり取り決めをしておくことが大切です。
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