建築家・設計事務所/建築家住宅の実例

開放的な生活を楽しむ105坪の平屋[集庭の家](2ページ目)

長野市内の閑静な住宅地の、約105坪のゆったりとした敷地に建つ平屋です。回廊で囲まれた中庭によりウチとソトが敷地いっぱいにつながり、回遊性を持った空間の中で明るく開放的な生活を楽しむことのできるコートハウスです。

執筆者:川畑 博哉

回廊をはさんで南に開くLDK


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回廊
1. 庇の付いた回廊から玄関を見る。
中庭
2. 中庭から見たリビング。西側に近隣の大きな屋根が覗く。
回廊
3. 中庭とリビングの間に庇のある回廊が走る。
居間
4. ゆったりとしたリビングから中庭を望む。引戸はフルオープンになる。開口の幅は約4.5m。
食堂
5. ダイニングからリビングと客間を見通す。片流れの天井は北に向かって高くなる。
写真は全て上田宏/上田宏建築写真事務所


格子戸をくぐると、建築家が集庭(つどいにわ)と名付けた約10坪の広い中庭で、周囲は庇付きの回廊になっています。庇は日中の陽射しをコントロールするだけでなく、庇のお陰で、敷地東南角に設けたガレージから廻廊を通って、雨に濡れずに玄関へと向うことができるのです。
中庭をぐるっと囲むように、北側から約25帖のリビングダイニング、約12帖の子供室、約8帖の主寝室が配されています。これらのどの部屋からも中庭の緑を愛でる事ができます。回廊で囲まれた中庭によって、ウチとソトが敷地いっぱいに繋がり、回遊性のある家になっています。

◆建築データと建築家プロフィール


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