散歩/グルメ・行列・銭湯の散歩ルート

喫茶店発祥の地をたずね、高級喫茶店でカレーを食べる(2ページ目)

上野駅から喫茶店発祥の地を見て、高級喫茶店でカレーライスをいただく。

増田 剛己

執筆者:増田 剛己

散歩ガイド

老舗の喫茶店でカレーライスをいただく


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上野駅まで戻って、浅草口から出る。すると、そこにはジュエリーブリッジなるものがあった。昭和通りをこの橋でまたいでいるのだ。
昭和どりをまたいでいる橋

ジュエリーブリッジを渡る

浅草通りを上野警察署の交差点方面へ歩くと、こんな看板が見えてくる。なんだか味わいがある看板だ。
ここを曲がるとすぐにお店はある

「高級喫茶 古城」と矢印の看板

「高級喫茶」という表現が興味をそそられる。実は何度か店の前まできたことがあるのだけれど、扉を開ける勇気がなくて、今回が初訪問。
お店は地下にある

古城 東京都台東区東上野3-39-10 光和ビル B1F

あれ、扉が開けられている。っと、下へ降りる階段には見事なステンドグラスがある。これは高級喫茶だ。
まさに高級喫茶だ

地下におりる階段はシャンデリアやステンドグラス

入り口にはいろいろな切り抜きあった。メディアでもよく取り上げられていて、映画の撮影に使われたりしているようだ。下へ降りたところには有名人のサインなどが並んでいた。
高級感あふれるインテリアだ

落ち着いた感じの店内

創業は1963年、東京オリンピックの前の年だそうで、二代目の女性経営者がよくメディアに登場していらっしゃる。しかし、その方はいらっしゃらず、若い女性2名で営業されていた。

先客は、たぶん全員が僕よりも年上ではないかと思われる人々。カレーライスを注文する。1180円だけれど、飲み物がついている。値段は高級というかんじではないかも。
外見とは違い、かなりパンチが効いているカレーだ

大きく切られたニンジンが印象的なビジュアルのカレー

見た目は懐かしい、家のカレーというかんじ。ひとくち食べてみると、なるほど、そんなごくオーソドックスなカレーだと思ったのだが、食べ進むと、額に汗がにじんできた。けっこうスパイシーだ。ごはんはかためで、カレーによく合う。
天井のシャンデリアはコーヒーに映りこんでいる

カレーを食べた後のコーヒーはいいね

こうしてカレーをいただき、コーヒーを飲んでいると、落ち着くなぁ。カフェではなく、喫茶店というかんじだ。と、20代のカップルが入ってきた。ああ、こういう店へ、若い人もくるんだ。

そういえば、入り口のところに携帯の電波が入りやすいとあった。あ、イングレスではどうなんだろう。ちゃんとポータルになっていた。
ステンドグラスの写真がいいね

ちゃんとポータルになっていた

会計のときに驚いたのはnanacoやSuicaなどの電子マネーが使えること。これはいいね。

マッチがあるのも昔ながらの喫茶店だ。

昔はどの飲食店もマッチがあった。

連絡先が載っている古城のマッチ


会計を終え、階段を登ろうとする僕に「またよろしくお願いします」とお店の方の声。かんじがいいね。

ナポリタンやサンドイッチ、それに、モーニングなんかも気になったので、また訪れたい。

■古城(こじょう)
東京都台東区東上野3-39-10 光和ビル B1F
8:30~22:00
モーニング 8:30~11:00
ランチ   11:30~14:30
定休日:日曜日
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