建築家・設計事務所/建築家住宅の実例

南に大きな間口をもつコーポラティブハウス[coniwa]

東京の郊外に完成した11戸のコーポラティブハウスです。「南向きの間口が広い」「デッキテラスとつながる」「共用のオープンテラスを囲む」というコンセプトの元に、特徴ある個性的なインテリアが競演する集合住宅です。

執筆者:川畑 博哉

東京西部の郊外に、2012年からアーキネットで募集をはじめた11戸のコーポラティブハウスが3年越しに完成しました。設計を担当したのはYUUA建築設計事務所の相原まどかさんと清水知和さん。

柱と梁が一体となった門形の構造が室内に現れるコンクリート造の3階建ての内部は、フラットタイプとメゾネットタイプとトリプレットタイプが複雑に絡み合い、同じプランがひとつもありません。さらに各戸に全てに専用のテラスが設けられ、快適な暮らしを演出しています。

中庭を持つコの字型の集合住宅


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外観
1. 西側から中庭に面した北棟のファサードを見る。
外観
2. 西側から南棟のファサードを見る。外階段はB戸の専用階段。
外観
3. B戸の専用階段から西側を見る。外階段はD戸の専用階段。


JR中央線武蔵小金井駅からバス通りを徒歩で約13分。バス通りから一本奥に入った低層の住宅街の一画に「coniwa」と名付けられた建物があります。約200坪の広い旗竿敷地に建つ、全体がコの字型をした3階建てのコンクリート造の集合住宅です。ここでは、全11戸からフラットタイプとメゾネットタイプとトリプレットタイプの4戸をピックアップして紹介します。

◆建築データと建築家プロフィール


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